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週刊社会保障　2020.5.25 No.3072

国　　会

▼衆院本会議は５月12日、政府提出の「地域共生社会の実現のための社会福祉法等の一部を改正する法律案」について加藤厚労相から、野党提出の「介護・障害福祉事業者の人材確保に関する特別措置法案」等３法案について提出者の早稲田夕季氏（立国社）から趣旨説明を聴取し、質疑。15日から衆院厚労委で質疑を開始（P.6）
▼参院本会議は５月15日、衆院から送付された「年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律案」について加藤厚労相から趣旨説明を聴取し、安倍首相出席のもと質疑。19日から参院厚労委で質疑を開始（P.18）

社会保障全般

▼諮問会議は５月15日、金融政策、物価等に関する集中審議を行うとともに、新型コロナウイルス感染症拡大に対する新たな日常の構築に向けた教育・科学技術分野の対応について議論。骨太方針2020に新たな日常定着・促進の取組みを盛り込むことに（P.20）

医療・医療保険

▼規制改革推進会議は４月28日、「医療・介護分野における重点的フォローアップ事項に関する意見―データ利活用の促進、社会保険診療報酬支払基金に関する見直し―」をとりまとめ（P.15）
▼厚労省は５月13日、国内初となる新型コロナウイルス感染症の抗原検査キット「エスプライン　SARS-CoV-2」を薬事承認し、同日付で保険適用（P.14）
▼中医協は５月13日、「ゾルゲンスマ点滴静注」を同20日付での薬価収載を決定。薬価は１患者当たり１億6707万7222円で過去最高。
▼健保連と協会けんぽは５月13日、「ゾルゲンスマ」の保険適用に対してコメント「『高額医薬品の保健収載』にあたり」を公表。市販品類似薬の保険除外・償還率変更等に係る早急な検討を要請（P.17）
▼支払基金は５月13日、2020年度後期高齢者支援金徴収額等決定状況を公表。後期高齢者支援金決定額は６兆5126億円で対前年度比0.7％増、前期高齢者納付金決定額は３兆6195億円で同3.6％増（P.12）

時事評論

COVID-19におけるトレードオフ
早稲田大学教授　野口 晴子

論　　壇

子ども・子育て支援新制度における認可外施設利用の課題
東京経済大学准教授　常森 裕介