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大人の“かくれ発達障害”が増えている
発達障害は万病のもと!治らないその症状は、発達障害に“重ね着”しているのかも?かくれ躁うつ病、新型うつ病、様々な依存症、パニック障害・不安障害……。
治らないその症状は、発達障害に“重ね着”しているのかも?
最近、増えているといわれる「大人の発達障害」。その特徴の一つは思春期以降に様々な二次障害・合併症をおこし、元来の発達障害が見えにくくなってくること。
新型うつ病、躁うつ病、アルコール・薬物・ギャンブル依存などの精神障害、ストーカー、DV、いじめ・虐待などの問題行動の陰には“発達障害がかくれている”と著者は主張します。
これらの「重ね着症候群」では元の発達障害という“素肌”のケアをしない限り、見かけの上着の障害はなかなか治りません。
本書は、どのようなケースで大人の発達障害を疑い、より正しい診断、治療を受け、さらに生活をより楽にするための対応など、患者とその家族が必要とする知識(とくに生活指導と薬物治療)を一冊にまとめています。 -
家族が治すうつ病
患者を支える家族のための本―5つのステップ6つの手法うつ病の人と家族のための実用書
うつ病治療を医師に任せきりにして通院を重ねるだけでは、初期治療に失敗し、重症化・長期化させるケースがよくあります。
家族にも別の負担が重くのしかかります。
そのためうつ病の場合は特に医師に任せきりにせず、家族が積極的に関与していくことが大切です。
著者は、妻が重度のうつ病に苦しんだ経験の持ち主。
そのときの経験をもとに、うつ病患者の家族が直面する困難な状況に対処するメソッドを体系化しました。
本書では、うつ病で苦しんでいる患者と家族が、段階を追ってケースごとに対応できる方法をやさしく紹介します。 -
メンタルヘルスケアのための統合医学ガイド
統合医学について科学的根拠を評価した本薬草、ハーブ、ヨガ、栄養・・・統合医学を治療に取り入れたい人のためのガイド統合医学について科学的根拠を評価した本
西洋医学と並んで、ヨガやハーブ、栄養、などによる治療や健康増進はこれまでも経験的に行われ、長い歴史を持ちます。西洋医学に比べるとなじみが薄く、信頼に足らない印象を持たれがちですが、こうしたものを組み合わせた統合医学を必要としている人も少なからずいるのです。
しかし、西洋医学を用いるのと同じように、知識を持たずに統合医学を導入することは危険です。情報が氾濫し、またその質が玉石混交である点も西洋医学と同様です。
本書は、メンタルヘルスを中心に、更年期、妊娠、性機能、発達障害、またがんなどの身体疾患について、統合医学、補完代替医療を用いることを検討する際の参考となるよう、各治療法が持つ研究データやその信頼性について詳しく解説した書籍で、2009年にアメリカで発刊されて話題となった「How to Use Herbs Nutrients & YOGA in Mental Health Care」を日本語翻訳したものです。
実際にアメリカで西洋医学の知識を持ち、診療を行っている医師である著者の経験や見解も多数紹介されています。
統合医学を学びたい方、またご自身やご家族のためによりよい治療法を探している方にお勧めです。 -
マンガでわかる アスペルガー症候群の人とのコミュニケーションガイド
精神科医が教える成人期アスペルガー症候群の人との接し方カサンドラ症候群を防ぐために精神科医が教える
アスペルガー症候群の人とのコミュニケーションのヒント
誰でもコミュニケーションに悩むことはありますが、相手がアスペルガー症候群を始めとするASD(自閉症スペクトラム障害)など発達障害を抱えていることで、よりコミュニケーションが難しくなることがあります。コミュニケーションに悩み、心身に不調を来しているカサンドラ症候群と呼ばれる状態に陥ってしまう人も。また、障害を持つ当人も悩んでいます。
本書では、身近なアスペルガー症候群の人とのコミュニケーションに悩んでいる人向けに、コミュニケーションを難しくさせるアスペルガー症候群を中心とした発達障害の基礎知識、検査、診断、治療法、また問題を解消するために取り組んだ人の例をわかりやすく、豊富なマンガを用いて解説します。 -
ここまで進んだ 心の病気のクスリ
少ない種類で最良の効果を目指して貴重な処方例でわかる、精神科治療薬の正しい使い方豊富な処方例でわかる、精神科治療薬の正しい使い方
・心の病気の治療薬は多様です。「うつ病だから抗うつ薬」とも言い切れない面が多くあり、それは他の心の病気でも同様です。本書は症状・病状による各種の向精神薬の使い分けについて、実際の処方例を多く掲載しつつ具体的に解説。
「どんな薬が」「どんな時に」「どんな目的で処方されるのか」をよく知ることで、病気の治療をアシストします。
安全な多剤併用と避けたい多剤併用もわかり、なるべく少ない薬を有効に用いて最良の効果を得るための、患者さん向けガイドブックです。 -
マンガでわかる 大人のADHDコントロールガイド
誰にでも役立つ精神科医が教える成人期ADHDのコントロール法精神科医が教える
マンガ版成人期ADHDのコントロール法
忘れっぽい、集中力が続かない、意欲がない、落ちつきがない、衝動的…、ADHDやADHDの特徴に悩む人は大勢います。
本書はADHDの特性を持つ人のために、生活をコントロールして、トラブルを回避するための実践的なコツ、アドバイスを、豊富な臨床経験を持つ医師による解説と豊富なマンガで紹介します。日米の医療機関での研究や、実際のADHD患者が行って効果のあった取り組みから、考え方やヒントが得られます。
・マンガだから読みやすく、わかりやすい!
厚い本を読むのは苦手…という人でも気軽に読むことができます。
・ケーススタディから学べる!
ADHDは人それぞれ。豊富な事例から自分なりのコントロール法を見出せます。 -
ウルトラ図解 うつ病
正しい理解と適切な治療で元気を取り戻すオールカラー家庭の医学●見てわかるオールカラーの家庭医学書、新シリーズの第1弾
・体質、性格、心理的ストレスにかかわらず、誰もがなりうる脳の病気である「うつ病」。本書はいまだ誤解も多いうつ病を正しく理解したうえで、適切な治療、十分な休養、環境整備を通じて症状を改善し、同時にその再発を防ぐ生活を提案。
●豊富な図解とイラストが理解を助ける
・病気の成り立ち、診断までの道のり、正しい治療の進め方、回復期の注意点、職場復帰のポイントなど、うつ病の様々なステージ、エピソードごとに、親しみやすい紙面構成で患者さんをサポートします。 -
ハーバード式 大人のADHDパーフェクトガイド
FAST MINDSを持っているあなたへ 誰にでも役立つ、成長しながら生きるコツ
ADHDと診断された人、またはその傾向のある人が、いかに自分の可能性(強み)に気づき、より良く生きていくためにはどうすべきか。
精神科先進国のアメリカ、ハーバード大学の専門家グループが実例に基づいて戦略的に指南する、決定版ガイドブックの日本語版。
成人のADHD(注意欠如多動性障害)に関して、その特徴の頭文字を取って「FAST MINDS」(はやる心)と表現し、現実的な対応方法について幅広く、かつ懇切丁寧に解説。本国アメリカでは各方面より高い評価を得ており、このテーマの一般向け解説書としてはベストとの呼び声も高い。
ハーバード大学メディカルスクールとマサチューセッツ総合病院を中心とした著者グループが、数千人に及ぶ患者リサーチに基づき、「生活のしにくさ」をいかに乗り越えて自己実現を果たすべきか、豊富な実例を織り込みながら、誰にでも役立つよう、さまざまな観点からガイドする。 -
不眠の悩みを解消する本
満足のいく眠りのための正しい方法眠りに不満のある人必見!
日本人の3人にひとりは睡眠に関する問題を抱えているという調査があります。
睡眠は健康そして生活の質(QOL)に大きな関わりがあります。しかし、不眠で悩む人の中には、不眠症ではないケースも多くあります。
また、眠るための誤った習慣が不眠を引き起こしているというケースもあるのです。
本書は、睡眠研究の権威である著者が、不眠で悩む方に、眠りのしくみと、その正しい方法、不眠症の治療法を科学的データ、エビデンスに基づいてわかりやすく解説する本です。 -
自分で治す「社交不安症」
自分に自信が持てる!!人がコワい、恥ずかしい、緊張する…対人恐怖症、あがり症を認知行動療法で治す◆人と接することが苦手!◆
人に接したり、人前に出ることに強い不安を感じてしまう社交不安症は、若い人を中心に多くの人が悩んでいます。症状がひどくなると、仕事や学業にも支障が出て、さらには外出さえできなくなり、不登校や、ひきこもり状態になる人もいます。自信を失い、うつ病などにつながるケースもあります。
本書はこうした悩みを抱える方向けに、千葉大学大学院医学研究院教授で、子どものこころの発達研究センター長である著者が、自分で本を読みながら認知行動療法のメソッドを活用して社交不安を解消し、自信を取り戻していただくための方法を解説します。
アサーティブなコミュニケーションのコツ、思春期のうつ病介入プログラムにも取り入れられている問題解決法「RIBEYE(リブアイ)」も紹介。 -
ネット依存症から子どもを救う本
子どもがインターネットに依存してしまったときどうする?「うちの子って大丈夫?」と思ったら読む本PC、スマホが普及するとともに、社会問題となっているネット依存症。
中高生など、子どもにも急増しています。
ネット依存症は、オンラインゲームやSNSなどネットの使用状況が単なるネット、ゲーム好きの域を超えて、不登校やひきこもりなど、生活に支障が出るような状況になっている状態です。
この状態が続くと、意欲の減退、言動の変化、さらには健康状態や成長にも影響することがあります。
本書はネットと接する機会の増えてきたお子様を持つ保護者の方向けに、わが子をネット依存症にさせない、またネット依存状態に陥っている子を救い出す方法を事例を紹介しながら解説します。 -
「統合失調症」からの回復を早める本
早期治療・早期発見のための最新情報時代の主流は早期介入・早期治療
統合失調症は「100人に1人が発症する可能がある」といわれるほど、私たちにとって身近な病気です。
症状は幻覚や妄想、興奮、昏迷などさまざまな様相を呈しますが、統合失調症は発症から治療開始までの未治療期間が長くなるほど経過が悪くなる傾向にあります。逆に、できるだけ早く病気を発見し、治療に結び付けば(早期介入)、その後の経過は順調に推移するわけであり、この早期介入から早期治療に至る流れをどうスムーズに展開させるかが、現在の統合失調症治療のテーマとなっています。
本書は統合失調症の基本的な情報はもとより、この早期介入・早期治療を実現させるための知識を網羅。病気から速やかに回復するための方法をわかりやすく解説します。