説明
◆ 著者 ◆
川田 泰輔(かわた・たいすけ)
うつ病相談専門カウンセラー、産業カウンセラー。1969年旭川市生まれ。中央大学卒。2002年に発症した妻のうつ病は、重症化・難治化・長期化し、患者を支える家族としてドン底を味わう。闘病生活の中で編み出したノウハウと心理療法の知見を統合し、うつ病患者と家族が直面する困難な状況を回避し、また改善するための独自メソッドを開発。現在は、うつ病から快復した妻の助けを借りて、「うつ病家族サポートセンター」を主宰。
◆ 目次 ◆
第1章 うつ病家族を襲う7つの悩み
お金が無くなる/手間がかかる/時間がとられる/神経がすり減る/気分が滅入る/他の問題が発生/家族もうつ病になる
第2章 なぜうつ病は医師だけに任せてはいけないのか?
医師には苦手分野がある/うつ病を早期に治さなければいけない、家族側の3つの理由 ほか
第3章 うつ病は、家族が治しなさい
医師に任せる時期、家族が参加する時期/家族は治療の主導権を持つ、という意識をもて ほか
第4章 段階別に対処する~うつ病を治す5つのステップ
(ステップ1)出番を見定める/(ステップ2)現状を分析する/(ステップ3)治療のサポート/(ステップ4)再燃・再発対策/(ステップ5)職場復帰の支援
第5章 本人と家族がうつ病を治す6つの手法
(手法1)「我が家オリジナル」の精神療法を開発せよ/(手法2)「悪く考えない」技術/(手法3)「心配し過ぎない」技術/(手法4)「ストレスと付き合う」技術/(手法5)「自分の考えを伝える」技術/(手法6)「考えを整理整頓する」技術