-
-
よくわかるiNPH(特発性正常圧水頭症)
歩行障害、認知障害、排尿障害の3徴候に気づく特発性正常圧水頭症とは、なんらかの原因で脳脊髄液(髄液)がたまりすぎ脳が圧迫される病気です。歩行障害、頻尿、認知症を主な症状とし、正しい診断を受け、適切な対処をすると症状が改善されます。アルツハイマー型認知症などと合併している場合でも、特発性正常圧水頭症を治療し転倒しやすさや尿失禁などの症状が改善されることで、介護負担が減ったり、生活の質が高まったりします。
しかし、歩きにくい、トイレが近い、ぼーっとするなどが症状の病気はほかにもあり、高齢者がこのような状態になっても特発性正常圧水頭症だと気づかないことも少なくありません。
本書は特発性正常圧水頭症にはやく気づき、適切な治療を受けるための病気の基礎知識や、診断のための検査方法、治療法、シャント術後の過ごし方などを、ケーススタディもまじえながら詳しくわかりやすく解説します。 -
ゴルフが上達する自律神経72の整え方
自律神経の安定があなたのゴルフを変える!名医が実践する目からウロコのスコアアップ術
ゴルフのスコアをアップする一番のカギは自律神経のバランスを崩さずにラウンドすること。自律神経研究の第一人者にその秘訣を学ぶ!
■自律神経の安定があなたのゴルフを変える!
「100を切りたい!」「10ヤードでも飛ばしたい!」「シングルを目指したい!」――そんなゴルファーの望みを叶える目からウロコのスコアアップ術。それは自律神経を整えることです。
運動不足、ストレス、生活リズムの変化などにより自律神経が乱れると、健康に悪影響を及ぼすことが知られていますが、自律神経はスポーツのパフォーマンスにも深い関わりがあります。
特にゴルフでは、自律神経の影響がラウンド中にはっきり表われます。自律神経が整っているときは、迷いも不安もなく、いい流れでプレーできますが、自律神経のバランスが崩れると流れが変わり、スイング、スコア、プレー内容が噛み合わなくなることが少なくありません。
自律神経のバランスは、ほんの些細なきっかけで崩れることも珍しくなく、雨、風、寒さ、暑さといった「気象条件」、前夜の過ごし方、車の運転、食事のとり方といった「ゴルフ以外の生活や事前の準備」など自分では気がつきにくいこともたくさんありますが、ラウンド中に自律神経が乱れる理由は、そのほとんどが「プレーに余裕がない」「判断に迷いがある」「欲をかいた」「人前で見栄を張る」「ボールの状況が悪い」のどれかです。
そうして自律神経が乱れたままプレーをすると、ミスにつながります。ミスをするのは、スイングが悪いわけでも、技術不足でもありません。ほとんどのミスは打つ前に理由があるのです。逆に考えれば、ラウンド中、自律神経が安定しており、もし自律神経が乱れても立て直すことができれば、ショットもパットも落ち着き、確実に今よりスコアをアップすることができるのです。
本書は自律神経研究の第一人者で、大のゴルフ愛好家でもある順天堂大学医学部の小林弘幸教授が、これまで重ねてきた研究と自身のゴルフで取り組んできたことを踏まえて、ゴルフのスコアアップにつながる自律神経の整え方を72のポイントにまとめました。
一度悪い流れになると引きずってしまう……
練習ではうまくできるのに、本番では失敗してしまう……
いくらスイング改造に取り組んでも、力を発揮できない……
そんな方は、ぜひ本書をお読みいただき、自律神経をコントロールする方法を身につけてみてください。高度な技術を身につけようとするよりずっとシンプルに、早く、ゴルフのパフォーマンスがアップするでしょう。 -
ウルトラ図解 糖尿病
続けやすく効果的な治療で、合併症を予防するオールカラー図解シリーズ第30弾糖尿病治療は続けやすさが重要
糖尿病と診断されたらすぐに治療を開始し、進行や合併症を予防することが大切で、治療においては弱くなったインスリンの働きを補い血糖値をいかに良好な状態にコントロールしていくかがポイントとなります。
毎日の生活習慣、食事に関わることなのでつらかったり、難しいものは続きません。今は、糖尿病の治療はかなり進歩し、低血糖のリスクが少なく、効果の高い薬が続々と登場し、美味しいものをおなかいっぱい食べられる糖質制限食など効果的な食事法も広まっています。血糖値の自己測定ツールも年々開発が進み、治療に取り入れている人が増えています。
本書は糖尿病の基礎知識、効果的で続けやすい治療の紹介、生活のさまざまな場面での対処法などをオールカラーの図解を豊富に用いてわかりやすく解説します。 -
専門医がやさしく教える リウマチの治し方
痛み、腫れ、こわばり、「リウマチかな?」と思ったら…痛みに向き合い、元気を導くためのガイド・リウマチに特化したリウマチ専門医による日常の対策と生活処方、役立つ知識と情報
・リウマチの痛み、こわばりに日々悩む人に、明るい気持ちになれるよう解説
・日進月歩の新しい治療も紹介し、読者に希望をもってもらえるようにする
・たくさんのイラストとやさしい文章で内容の理解が深まります50歳以上の2人に1人、高齢者になればほぼ全員に起こるという手指の腫れや痛み、そして変形。その代表的な原因の1つがリウマチです。患者数は一説には100万人と言われていますが、予備軍の多さを踏まえると氷山の一角に過ぎないことがわかります。
その多くの方々は「もしかしてリウマチかな?」と悩み、日々憂鬱な気分に苦しんでいるのですが、彼らの悩みにフィットする情報が不足しています。症状をよくするために1番大切なのは、実は「前向きな気分」。これは日本でも数少ないリウマチだけに特化した専門医としての、著者の結論です。そこで、そうした痛みと暗い気持ちに悩む人に、いままでで1番明るい気持ちになれるように本書で勇気づけます。 -
マンガでわかる中高年のADHD・ASD生きづらさ克服ガイド
これって、発達障害?それとも年のせい?年齢を重ねてあらわれる困りごとの変化にしなやかに対応していくガイド精神科医が教える、年齢を重ねてあらわれる困りごとの変化にしなやかに対応していくガイド
年齢を重ねると、若い頃とは悩みや困りごとは変わってくるもの。最近、「生きづらい」と感じる理由は、年齢を重ねたためなのか、時代の変化のせいなのか、それとももともとあった発達障害がかかわっているのか…
幼年期、学齢期に発達障害への理解が一般的に普及していなかった世代では、大人になってから初めて自分が発達障害であることに気づいた人も多いです。
中高年期を迎えた人が、それぞれの困難感を緩和して、より快適に人生のステップを上がっていくための、工夫や考え方をマンガを多数用いて紹介します。 -
人づき合いがスーッと楽になる コミュ力アップの法則
元準ミス日本の精神科医に コミュニケーションを学ぶ!すぐに試したくなるコミュニケーション術43“心のプロ”である精神科医が実践している説得力抜群のコミュニケーション術を大公開
ストレスの原因として真っ先にあがるものといえば人間関係。学校でも、仕事でも、プライベートでも、多くの人が人間関係に悩みを抱えます。しかし、そんな人間関係もコミュニケーションがうまくいけば楽になり、ストレスを軽減することができます。本書はそうした対人関係を楽にするためのコミュニケーション術を、メンタルのプロフェッショナルである精神科医が余すことなく書きあげた一冊です。【本書のポイント1】
メンタルのプロフェッショナルである精神科医が実践しているコミュニケーション術が学べる精神科医の診察室における最初の仕事について、著者は「患者さんに“この人なら話しても良いな”と思わせる場を作ること。でも、話すことに抵抗がある患者さんにとって、それはとても難しいこと」と言います。
患者さんに“話しやすい”“話してみよう”と思ってもらうことは治療の第一歩。そのために著者は診察時に積極的に雑談を取り入れるなど、周りから時に精神科医らしくないと言われながらも、一人ひとりの患者さんと良好な関係を築くために努力を重ね、コミュニケーション力を磨いてきました。【本書のポイント2】
多種多様な人のメンタルを適切にサポートしてきた経験と実績に基づいた抜群のコミュニケーション術著者はかつて準ミス日本に輝き、医大生アイドルとして芸能活動も経験してきました。現在は「みんなが心地良く、笑顔でいる時間を作りたい」をテーマに、日々メンタルクリニックで患者さんと向き合いながら、いくつもの企業で産業医を務めつつ、数々のスポーツチームやアスリート個人のメンタルサポートも行うなど、スポーツメンタルの分野でも大活躍しています。
このようにいろいろな顔を持ち、多方面に活躍の場を広げている著者ですが、その原動力となっているのが、高いコミュニケーション力です。患者さんやオフィスワーカー、トップアスリートやジュニアアスリートといった多種多様なたくさんの人たちと、何年にも渡って毎日触れ合う中で培われたコミュニケーション力は本物です。精神科医として、産業医として、スポーツメンタルアドバイザーとして、どんなタイプの人のメンタルも、上手にサポートしてくることができたのは、そのベースに抜群のコミュニケーションスキルがあったからに他なりません。
本書は、そんな著者ならではの実践的なコミュニケーション術がギュッと詰まっています。【本書のポイント3】
対話で大切な「伝える力」と「聞く力」を伸ばす43の実践的なスキルを紹介本書を読むと、「伝え方」や「聞き方」、「考え方」や「受け止め方」を少し変えるだけで、コミュニケーションにおいて改善できることがたくさんあることがわかります。それも決して難しいことではありません。「言われてみれば納得」「これなら簡単にできそう」「早速やってみよう」――そんなふうに思えることばかりです。
精神医学の専門家として、時に心理学の知識などを交えながらも、語り掛けるようにやさしく、○×方式でわかりやすく、誰でも簡単に取り組めることを伝えてくれます。コミュニケーションが苦手な方から、より良い人間関係を築きたい方まで、人づき合いを楽にするヒントを、きっとこの本の中に見つけることができるでしょう。 -
名医が教える 高血圧の治し方
健康長寿を助ける決定版なぜ高血圧は死を招くのか。正しい知識と対処で元気に長生きできる本●放っておくと心筋梗塞や脳卒中など、重大な事態を引き起こす高血圧と動脈硬化。自覚症状なく進んでしまう油断のならないサイレントキラーです。
●ウイルス等に感染することで、重篤化させる基礎疾患の一つとしても見逃せません。
●わが国では推定4300万人もの高血圧患者さんがいるといわれており、高血圧が原因となって死亡する人の数は、年間10万人は下らないと見積られています。その多くは自覚症状がないことから取り返しのつかない事態に陥っているのです。
●しかし、高血圧は決して治せない病気ではありません。対処が早いほど改善のきく症状なので、高血圧について正しく知っていただくことが何よりも大切です。 -
ウルトラ図解 肝炎・肝硬変・肝がん
病気を克服する最新治療と生活のアドバイスオールカラー図解シリーズ第29弾「沈黙の臓器」だからこそ早期発見に努めたい肝臓の病気をわかりやすく解説
肝臓は体の中にある最大の臓器です。代謝や解毒をはじめ、様々な役割を果たしており、生きていくうえで欠かすことのできない重要な臓器ですが、再生する力や失った機能を補う力に優れているため、よく「沈黙の臓器」と言われるように、肝臓はダメージを受けて機能が低下しても、自覚症状が現れにくいという特徴があります。そのため、病気に気がついたときには、かなり進行していることも珍しくありません。本書はそんな肝臓の病気として知っておきたい肝炎・肝硬変・肝がんについて、オールカラーで豊富な図解を用いながらわかりやすく解説しています。原因や症状、治療法など病気に対する正しい知識が得られるとともに、日常生活で気をつけたいポイントがわかります。 -
ウルトラ図解 乾癬
正しい治療でQOLを高め、いきいきとした生活をオールカラー図解シリーズ第28弾乾癬を正しく知り、正しく向き合うことが、病気を克服する第一歩
乾癬はカサカサした皮疹が全身にでき、古くなった角質が白くたまりフケのようにボロボロと剥がれ落ちる慢性の皮膚疾患です。症状が見た目にもわかることから人目が気になり、外出をためらったり、やりたいことも我慢してしまう患者さんが多いものです。乾癬治療は最近になって目覚ましい進歩を遂げ、治療法の選択肢が広がり、より有効かつ自分に合った治療法を選ぶことで上手に症状をコントロールし、発症する前と変わらない生活を取り戻せるようになっています。完治は難しい病気ですが、定期的な通院と適切な治療、生活での自己管理を続けることで、よりよい状態を維持することが可能です。正しい知識を身につけ正しく向き合うことが、病気を克服する第一歩となります。
-
うつの人のリワークガイド
また仕事を始めたい、始めても大丈夫?再休職を予防し、無理のない復職のためにうつで休職中の場合、早く職場復帰しなくてはというあせりや経済的な不安などから回復が十分でないまま復職し、再発してしまうケースもあります。
また、復職にあたっても元気だったころと同じだけ働かなくてはと意気込むあまり、無理をしてより悪くなってしまうこともあります。
一方で長く休み続けると、仕事に戻れなくなってしまうのではと心配になったり、プレッシャーを感じてしまう人が多いのも事実です。
精神科医として「うつ病リワーク研究会」でリワークプログラムを運営し、長年うつ病の人の復職を支援してきた著者による、うつ病・抑うつや不安感など、うつ状態から休職している人が、再就職・復職するにあたって、再休職を防ぐため、回復度・体調の判断のしかたや、健康を取り戻し職場に慣れていくためのステップなどを知るためのガイド。リワークプログラムについても解説。 -
医者からもらった薬がわかる本 第33版
2022年3月までの新薬データを掲載 4月薬価改定に対応!ジェネリックとの価格差も一目でわかる1985年の初版刊行より37年の実績を持つ、元祖「薬がわかる本」の最新改訂版元祖「薬がわかる本」の最新改訂版。
おかげさまで第33版となりました。
●2022年3月までの新薬データを掲載。4月薬価改定に対応し、ジェネリックとの価格差も一目でわかる
1985年の初版刊行より37年の実績を持つ、元祖「薬がわかる本」の最新改訂版です。初版から変わらぬ患者さん重視のポリシーのもと、内容を充実させました。読者のみなさまの支持のもと、今回が通算で第33版となります。
■主な特長
①類書中最大、掲載品目数13000以上。
薬の名前(商品名、一般名、分類名)、主な病名から検索することが可能です。またレイアウトを工夫し読みやすさもアップ。
②類書にはない“薬の適正使用”を重視した解説が好評です。
著者の「日本の薬をよくしたい」というポリシーのもと、効果が疑わしい薬については常に警鐘を鳴らし、「適正使用」を呼びかけてきました。あくまで患者の立場に立った独自の解説は、他の類書にはない本書最大の特長です。
③先発医薬品とジェネリック医薬品をはっきり区別。
薬代を節約できるジェネリックを有効活用するために、ジェネリックの価格を先発品との価格差がわかるように掲載しています。
④主要薬について英米独仏4カ国での承認販売状況を掲載し、薬の実力を評価。
⑤注射薬は抗がん薬と自己注射(インスリン製剤、腹膜透析液、リウマチ・パーキンソン病・乾癬の薬など)、COVID-19治療薬(新型コロナウイルスの薬)までを掲載。
⑥薬の位置づけ、効能効果、飲み方・使い方、一般的な注意、重大な副作用、併用禁忌の薬など、患者さんが必要とする知識をコンパクトに収録。
⑦索引機能が充実。薬の商品名・一般名(成分名)のほか、主な病名・症状から、よく処方される医薬品を検索することもできます。