説明
◆ 著者 ◆
鮫島直之(さめじま・なおゆき)
1995年山梨大学医学部卒業。虎の門病院脳神経外科を経て東京共済病院脳神経外科部長、集中治療室部長。正常圧水頭症学会理事、脳神経外科学会専門医・指導医、脳卒中学会専門医・指導医、脳神経外傷学会指導医、認知症学会専門医、脳神経外科学会評議員、転倒予防学会理事、医療安全全国共同行動技術支援部会委員
◆ 目次 ◆
第1章 なぜ起こる?どうやって気づく?
歩行障害、認知障害、排尿障害が三大症状/歩行障害は小股・すり足・がに股が特徴的/認知障害は無関心・意欲低下が目立つ/排尿障害はトイレが近くなり間に合わなくなる/水頭症の原因は髄液が増えすぎること ほか
第2章 水頭症かな?と思ったら
脳神経外科でくわしく調べてもらう/歩行テストや認知機能テストを受ける/画像検査で脳を調べる ほか
第3章 手術で症状が改善する
シャント術で髄液の流れをよくする/1~2時間程度の手術で治療できる/手術にはリスクがあることも知っておこう ほか
第4章 治療に向けて転倒を防ぐ
入院する前に低下した筋力を高める/転倒しにくい環境をつくる ほか
第5章 治療後は活動的な生活を
基本的に元どおりの生活に戻るのが目標/退院後も定期的に検診を受ける ほか