説明
◆ 著者 ◆
清水 栄司(しみず・えいじ)
千葉大学大学院医学研究院認知行動生理学教授、医学部附属病院認知行動療法センター長、子どものこころの発達教育研究センター長。精神科医。
1965年山梨県生まれ。1990年千葉大学医学部卒業。千葉大学医学部附属病院精神神経科、プリンストン大学留学等を経て、現職。専門は認知行動療法。
精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医・指導医、公認心理師。
◆ 目次 ◆
マンガ 複雑化する世の中
はじめに
第1章 脳と心が疲れていませんか
心のゆとりを持てる思考法を身につけよう/現代社会は疲れやすい/不確実性—先が読めないストレス/意識して心を守ろう
第2章 注意すべき心の病気
注意すべき心の病気/注意したい依存/疲れやすい思考ルートに陥っていないか
第3章 幸せになりにくい思考ルート
思考にはくせがある/コラム 半分だけ水の入ったコップ/認知の偏りに気づくには?/心の疲れを増幅してしまう考え方のくせ
第4章 思考を柔軟に
認知行動療法をベースにしたバランス思考/今日からできる心の生活習慣改善/ポジティブ思考を練習しよう/柔軟な思考をさらに磨くレッスン
第5章 問題と向き合う力
RIBEYEを身につけよう/問題解決法/RIBEYEの進め方/ACT 受け入れるという試み/悪循環を断って、好循環につなげ、しなやかに生きる/心の柔軟さを大切に