説明
◆ 監修者 ◆
松本 俊彦(まつもと・としひこ)
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部部長
1967年生まれ。佐賀医科大学医学部卒業。神奈川県立精神医療センター、横浜市立大学医学部附属病院精神科などを経て、平成22年より現職。自傷・自殺・薬物依存に関する講演やテレビ・ラジオ出演なども多い。
◆ 目次 ◆
はじめに(自分を傷つけてしまう人へ)
第1章 自傷行為とは
直接的な自傷行為/摂食障害/物質乱用、依存
第2章 なぜ自分を傷つけるのか
誤解される自傷行為/自傷行為をする理由/やめにくい自傷/自分を傷つける、大切な人との間に生じる3つの関係性/自傷と発達障害/危険な解離状態
第3章 検査と診断
自傷を病院で治療するということ/医療機関との関わり方/病院で行われる検査/医療機関で治療する/薬物治療の基礎知識/心理療法/入院による治療/治療のゴール
第4章 家庭でできる工夫
家族による支援/家族への支援/本人ができること/置換スキルを身につける/支援を求める/生活について/再発に備えて/気持ちを伝える
第5章 回復への道のり
回復へのロードマップ