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ウルトラ図解 アルコール依存・薬物依存

樋口 進(監修)
SKU: 30261086

¥1,760


治療が必要な病気であることを理解する

お酒、たばこ、薬物など特定の物質の使用をくり返すうちに、それなしにはいられない状態になるのが依存です。依存は進行すると本人の力だけで解決するのが難しくなり、生活や人間関係に支障を来します。家族など身近な人が叱ったり、止めようとしてもうまくいきません。周囲の人を巻き込んでしまうことも少なくありません。
アルコールや薬物への依存症は、飲酒運転や犯罪にも結びつきやすくなるリスクがあります。これらによるトラブルを少しでも経験した時点で、これは病気だと自覚し、治療を始めることが大切です。
一方で、アルコール依存に関していえば、アルコールの害や治療に関する知識が広まったことにより、かつてより早期に治療を開始する人も増えています。
また「断酒しかない」といわれていた治療も、ここへきて選択肢も増えてきており、それを助けるツールも登場しています。
本書は、アルコール依存や薬物依存に悩む本人や家族が、正しい知識を持ち、適切に専門機関や周囲のサポートを受け、回復を図っていくことができるようにオールカラーの図解を豊富に用い詳しくわかりやすく解説しています。

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説明

◆ 監修者 ◆
樋口 進(ひぐち・すすむ)

昭和54年東北大学医学部卒業。米国立保健研究所(NIH)留学、国立久里浜病院臨床研究部長、同病院院長などを経て現職。ゲーム障害、ギャンブル障害などの行動嗜癖、アルコール関連問題の予防・治療・研究などを専門とする。2011年に国内初のネット依存治療専門外来を設立。WHO専門家諮問委員、行動嗜癖に関するWHO会議およびフォーラム座長、厚生労働省アルコール健康障害対策関係者会議会長を務める。

◆ 目次 ◆

巻頭マンガ すでに踏み込んでいる!? 依存症への道
第1章 どこから「依存」が始まるのか
変化してきた「依存症」のとらえ方/物質使用症群とはなにか/なぜ、特定のモノにはまるのか/依存と心の病気の関係/columnギャンブル・ゲームなどの行為でも依存は起こりうる
第2章 アルコール依存症の進み方
アルコール使用の実態/飲酒時に体内で起こること/「量が多いだけ」でも危険/いつの間にかアルコール依存に
第3章 薬物依存の実態と特徴
薬物か依存の人はどれくらいいるのか/違法薬物の代表は「大麻」と「覚醒剤」/「合法なもの」でも依存は生じる/使い方の問題に気づくために
第4章 回復に向けた取り組み
ものに依存しないために必要なこと/アルコール依存の治し方/薬物依存症の治し方/家族はなにができるか/column回復の道は長く続く。失敗してもあきらめないで

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追加情報

ISBN

9784867560860

ページ数

160ページ

発行日

2024/2/26

刷色

4色

判型

A5判

※著者の肩書等は全て刊行当時のものです。