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ウルトラ図解 双極性障害

野村総一郎(監修)
SKU: 30260835

¥1,650

オールカラー図解シリーズ第24弾
正しく理解して、再発を防ぐ生活ガイド

再発しやすいが、きちんと治療を継続すれば、その人本来の生活を取り戻せる
気分が異常に高揚する「躁状態」と気分がどうしようもなく落ち込む「うつ状態」をくり返す双極性障害(旧名は躁うつ病)。薬物療法を中心とした治療をきちんと継続すれば、日常生活や社会生活に支障を来すことなく暮らすことが可能ですが、治療を止めると高い確率で再発してしまうのが特徴。また、うつ病と双極性障害を見極めるのは専門医でも難しいといわれており、躁状態を見逃したままうつ病の治療を続けているケースも多い。本書は双極性障害の概略、症状のでかたと診断、治療方法と生活での注意点などを豊富な図解を交えて詳述。本人・家族がともに病気を正しく理解し治療を継続するならば、双極性障害も恐れる病気ではなくなります。

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説明

◆ 監修者 ◆

野村 総一郎(のむら・そういちろう)

日本うつ病センター副理事長、六番町メンタルクリニック名誉院長。1974年慶應義塾大学医学部卒業。藤田学園保健衛生大学助手を経て、米国・テキサス大学、メイヨ医科大学精神医学教室留学。藤田学園保健衛生大学精神科助教授、立川病院神経科部長を経て、97年より防衛医科大学校精神科教授、2012年より防衛医科大学校病院・病院長、2015年より現職。著書多数、学会活動も積極的に行っており、日本のうつ病・双極性障害治療における第一人者の一人。

◆ 目次 ◆

第1章 双極性障害とはどんな病気か
相反する2つの“こころ”が同居する/躁状態のときの特徴/うつ状態のときの特徴/周囲の人たちの困惑/患者本人が失うものは大きい/どうして発病するのか?/早期発見・早期治療が重要/受診する診療科は?
第2章 正しい診断を受けることがとても重要
どんな場合に受診が必要か?/専門医でも診断までに時間がかかる/双極性障害のタイプ/双極性障害の重症度/双極性障害の診断基準
第3章 原因と背景、合併する障害について
双極性障害の発病の原因は?/発病のきっかけは?/発病はどんなタイプの人に多いのか?/双極性障害は他のこころの病気を合併しやすい/再発率が高いのも特徴/自ら命を絶つケースも多い
第4章 双極性障害の治療
双極性障害の治療は長い目で考える/双極性障害の薬物療法/治療に使われるその他の薬/双極性障害の精神療法/双極性障害のその他の治療法/入院が必要になるケース/再発の兆候に気づいたら、すぐに受診を!
第5章 再発に注意しながら、自分らしい生活を取り戻す
病気の再発を防ぐための心得/自分らしさを取り戻す生活術/再発のきっかけとなるストレスをため込まない/家族や周囲の人の心得/ゆとりのある明るい生活を送ろう

追加情報

ISBN

9784865138351

ページ数

160ページ

発行日

2021年8月24日

刷色

オールカラー

判型

A5判

※著者の肩書等は全て刊行当時のものです。