説明
◆ 著者 ◆
町 亞聖(まち あせい)
フリーアナウンサー。
小学生の頃からアナウンサーに憧れ1995年に日本テレビにアナウンサーとして入社。その後、活躍の場を報道局に移し、報道キャスター、厚生労働省担当記者としてがん医療、医療事故、難病などの医療問題や介護問題などを取材。“生涯現役アナウンサー”でいるために2011年にフリーに転身。脳障害のため車椅子の生活を送っていた母と過ごした10年の日々、そして母と父をがんで亡くした経験をまとめた著書『十年介護』(小学館文庫)を出版。医療と介護を生涯のテーマに取材、啓発活動を続ける。直近では念願だった東京2020パラリンピックを取材。元ヤングケアラー。
◆ 目次 ◆
第1章 分かっていても突然やってくる家族の病気や介護 ~不安・絶望~
第2章 障害を負った母の<ありのまま>を受け入れるということ…… ~喪失・受容~
第3章 出来ないことではなく出来ることを数える発想の転換 ~発見・気付き~
第4章 「ようやく見つけてもらえた……」ヤングケアラーになった私達 ~葛藤・選択~
第5章 今でも大学を卒業できない夢を見る私……学業と介護の両立 ~獲得・自信~
第6章 介護と仕事の両立の鍵は<柔軟な働き方>ができること ~夢・希望~
第7章 いきなり突き付けられた末期がんの宣告、余命半年の母…… ~覚悟・決断~
最終章 「喪失」に耐えられるか? これから介護は男性の問題に…… ~祈り・再会~