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失語症になったら最初に読む本

中川良尚・三村將(監修)
SKU: 30201100

¥1,980

■失語症の基本から仕事復帰までの情報を網羅

言語障害の一つで、コミュニケーション能力が低下する「失語症」。失語症は主に脳卒中などを原因に起こりますが、失語症になると本人や家族は大きなストレスを抱えることになります。失語症になった直後から知っておきたいことや、検査、治療、リハビリテーション、家族と患者のコミュニケーションの仕方、失語症患者が使える福祉サービス、仕事復帰に向けての準備の仕方、失語症経験者の体験談などの情報を網羅しました。失語症患者と家族が知りたい情報をまとめた一冊です。

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説明

◆ 監修者 ◆

中川良尚(なかがわ・よしたか)

江戸川病院リハビリテーション科言語療法専門科長・言語聴覚士・臨床神経心理士・公認心理師・認定言語聴覚士(失語・高次脳機能障害領域)。1998 年東京理科大学理学部第二部化学科卒業。2020 年より現職。専門は失語症を中心とする高次脳機能障害の臨床と研究。

三村將(みむら・まさる)

慶應義塾大学予防医療センター特任教授。1984 年慶應義塾大学医学部卒業。米国ボストン大学医学部行動神経学部門失語症研究センター・記憶障害研究センター研究員、昭和大学医学部精神医学教室助教授などを経て、2011 年より慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室教授、2023 年4月より現職。専門は老年精神医学、神経心理学、認知症、老年期うつ病、高次脳機能障害、頭部外傷後遺症。

◆ 目次 ◆

第1章 失語症について正しく知りましょう
頭ではわかっているのに、「言葉が出ない」「理解できない」/失語症の原因は「脳の言語領域」の損傷 ほか
第2章 検査・診断から治療計画まで
脳卒中の発症と失語症リハビリテーションの流れ/失語症の検査と診断・評価/失語症のさまざまなタイプ
第3章 リハビリテーション(言語聴覚療法)の実際
失語症は長期にわたって回復していくもの/単語の意味理解のリハビリテーション/家族のリハビリテーションへのかかわり方
第4章 家族や周りの人ができること
本人にも家族にも、さまざまな葛藤が起こる/小さなことでも本人が意思決定できるように ほか
第5章 社会とかかわっていく
家族以外とのコミュニケーションが欠かせない/共感しあえる会が楽しく活動できる場、グループリハビリテーションへ ほか
第6章 福祉サービスや支援の活用
社会福祉制度を利用しよう/仕事復帰のための支援機関・福祉サービス
第7章 仕事に復帰する
仕事への復帰を考え始めたとき/復職はあせらないで/充実してきた受入れ態勢/復職・就労してからの問題にも備える ほか

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追加情報

ISBN

9784867561003

ページ数

160ページ

発行日

2024/8/14

刷色

2色

判型

A5判

※著者の肩書等は全て刊行当時のものです。