説明
◆ 著者 ◆
岡田尊司(おかだたけし)
精神科医・医学博士
1960年、香川県生まれ。精神科医。医学博士。東京大学哲学科中退。京都大学医学部卒。同大大学院で高次脳科学、脳病態生理学の研究に従事。現在は京都医療少年院に勤務。人格障害の臨床に取り組む第一人者の一人である。一般向け著作としては、『人格障害の時代』(平凡社新書)、『パーソナリティ障害』(PHP新書)、『子どもの「心の病」を知る』(PHP新書)などがあり、最近作の『脳内汚染』(文藝春秋)は大きな反響を呼んでいる。小笠原慧のペンネームにて小説も執筆を続けており、『DZ』(角川書店))にて第20回横溝正史賞を受賞。そのほかの小説作品に、『手のひらの蝶』(角川書店)、『サバイバー・ミッション』(文藝春秋)がある。
◆ 目次 ◆
第1編 パーソナリティ障害入門
[1]パーソナリティ障害とは何か/[2]パーソナリティ障害の原因を探る etc.
第2編 パーソナリティ障害のタイプ―特徴、診断、背景、対処と克服など
[1]境界性パーソナリティ障害/[2]自己愛性パーソナリティ障害/[3]演技性パーソナリティ障害/[4]反社会性パーソナリティ障害/[5]シゾイドパーソナリティ障害/[6]失調型パーソナリティ障害/[7]妄想性パーソナリティ障害/[8]回避性パーソナリティ障害/[9]依存性パーソナリティ障害/[10]強迫性パーソナリティ障害 etc.
第3編 パーソナリティ障害の治療と克服
[1]治療は可能なのか/[2]治療はどこで受けられるのか/[3]主な治療法/[4]実際の治療と回復プロセス etc.