説明
◆ 監修者 ◆
久松 理一(ひさまつ・ただかず)
杏林大学医学部付属病院 炎症性腸疾患包括医療センター長 杏林大学医学部消化器内科学教授
1991年 慶應義塾大学医学部卒。同年慶應義塾大学病院内科研修医。伊勢慶應病院内科、社会保険埼玉中央病院内科、東京歯科大学市川総合病院内科、2000年より米国ハーバード大学マサチューセッツ総合病院消化器科研究員、2003年より慶應義塾大学医学部内科学(消化器)、2015年より杏林大学医学部第三内科学(消化器内科)教授。2019年より現職。
専門は消化器病学、炎症性腸疾患、粘膜免疫学。
◆ 目次 ◆
第1章 潰瘍性大腸炎・クローン病とは
消化器のしくみから病気を知る/なぜ原因不明の炎症が起こるのか?/潰瘍性大腸炎の特徴とは?/クローン病の特徴とは?/潰瘍性大腸炎・クローン病の症状 他
第2章 炎症性腸疾患の検査と診断
こんなときは受診しよう/受診の際のポイント/潰瘍性大腸炎・クローン病の検査/クローン病が疑われるときの検査/潰瘍性大腸炎・クローン病の診断 他
第3章 潰瘍性大腸炎・クローン病の治療
治療の目的は炎症を抑えること/どんな治療法があるのか/潰瘍性大腸炎の治療で把握しておくこと/潰瘍性大腸炎の治療の進め方/クローン病の治療で把握しておくこと/クローン病の治療の進め方/治療の柱は薬物療法/どんなときに外科的治療が必要なのか 他
第4章 食事でよい状態を維持する
潰瘍性大腸炎とクローン病の食事療法/潰瘍性大腸炎の食事/クローン病の食事/控えめにしたほうがよい飲食物/自分に合わない食品を把握しよう/体に必要なエネルギーと栄養をとるには/脂肪は上手にとる 他
第5章 病と上手につき合う生活術
日常生活で心がけること/安心して社会生活を送るには/症状が現れたときの対処法/ストーマとのつき合い方/知っておきたい助成と支援