説明
◆ 著者 ◆
有光 興記(ありみつ・こうき)
1971年兵庫県生まれ。関西学院大学文学部総合心理科学科教授。博士(心理学)、公認心理師。
実証に基づく臨床心理学を信条とし、様々な感情制御の問題に対する認知行動療法の効果を検討している。
近年は慈悲の瞑想とマインドフルネス瞑想が肯定的感情、否定的感情に及ぼす効果について研究を行っており、2014年にはボストン大学不安関連障害センターにて1年間、マインドフルネス瞑想の最新研究に従事。その知見を日本に持ち帰り、実践をさらに広げている。
◆ 目次 ◆
第1章 自分自身のやさしさに気づける 慈悲とマインドフルネス瞑想
生きにくい現代社会で注目されている「マインドフルネス瞑想」/「慈悲とマインドフルネス瞑想」とは?/一般的な「マインドフルネス瞑想」との違いは?
第2章 事例から実感する 慈悲とマインドフルネス瞑想
7つの事例から実感する慈悲とマインドフルネス瞑想
第3章 今日からできる慈悲とマインドフルネス瞑想・実践トレーニング
慈悲とマインドフルネス瞑想の基本的な実践方法/ステップ1「食べる瞑想」/ステップ2「呼吸の瞑想」/ステップ3「恩人への慈悲の瞑想」/ステップ4「好きな人への慈悲の瞑想」/ステップ5「自分自身への慈悲の瞑想」/ステップ6「中性の人への慈悲の瞑想」/ステップ7「歩く慈悲の瞑想」/ステップ8「嫌いな人への慈悲の瞑想」/ステップ9「グループへの慈悲の瞑想」/ステップ10「生きとし生けるものへの慈悲の瞑想」/ステップ10まで終えたあとは/特定の場面で瞑想をしたい場合には
第4章 慈悲とマインドフルネス瞑想 うまくできなかったときのQ&A
慈悲とマインドフルネス瞑想を実践するためのヒント/慈悲とマインドフルネス瞑想に、失敗はありません