説明
◆ 著者 ◆
水上 健(みずかみ・たけし)
国立病院機構 久里浜医療センター 内視鏡部長 医学博士
1965年福岡県生まれ。1984年筑波大学付属駒場高校、1990年慶應義塾大学医学部卒業。専門は大腸内視鏡検査・治療、過敏性腸症候群(IBS)・便秘の診断・治療。横浜市立市民病院内視鏡センター長などをへて、国立病院機構久里浜医療センター内視鏡検診センター部長、慶應義塾大学病院IBS便秘外来担当。慢性便秘症診療ガイドライン2017作成委員。自身が発表した無麻酔大腸内視鏡挿入法「浸水法」は国内外のRCTで評価され広く導入されている。近年ではこれを活用して、便秘やIBSの原因(腸の動き・「ねじれ腸」「落下腸」)を診断・治療する方法を発表。新聞・雑誌掲載、TV・ラジオ出演多数。葉山在住。
◆ 目次 ◆
第1章 私のIBS卒業記
第2章 IBSはこんな病気
身近な病気なのに、誤解が多いIBS/症状からさらに4つのタイプに分けているが…… ほか
第3章 IBSと診断されるまで
知っているようで、意外と知らない腸のしくみ/IBSの診断は最後に下される ほか
第4章 IBSを病院で治す
診断は治療の第一歩/IBSの治療では、薬は補助的に使うのが基本 ほか
第5章 IBSを自分で治す
「必ずよくなる」と常にイメージする/排便のリズムをつくるためにも規則正しい生活を ほか