説明
◆ 目次 ◆
はじめに
第1章《アトピー性皮膚炎という病気》
アトピーなんですか? アトピーじゃないんですか?
私がアトピー・エッセイを書いた理由/アトピーなんですか? アトピーじゃないんですか?/ステロイドバッシングのその後/特殊な治療法には気をつけて/アトピー性皮膚炎にしたがる医者たち/赤ちゃんの湿疹、何科へ行きますか?
第2章《アトピー性皮膚炎の治療》
アトピー性皮膚炎の治療は、決して難しくありません
私が行っているアトピー性皮膚炎の治療/重症ですか? 軽症なのですか?/ステロイド外用薬、「副作用はありますが、ありません」/イメージできていますか? 現在の状態と治療の進路/一日150人、診療は「喋る運動会」/血液検査も、食事制限も、必要ありません/精神的な要因も、ともかくお話、ときには偽薬/こじれた湿疹、どこで断ち切る悪循環の輪/治療から予防、歯磨きをするようにスキンケアを/「ここだけ治らない・・・・・・」には理由がある
第3章《アトピー性皮膚炎の薬》
私が使っている薬、私の使い方
私が使っているステロイド外用薬/プロトピック(タクロリムス)について/混合調剤はサジ加減、皮膚科医は「こね屋」と呼ばれます/痒みを抑える飲み薬を併用するケース/薬が好きな人はいません。必要もなく処方する医者もいません/医者の薬と薬局で買える薬、何が違う?/院長への禁句、あるいは患者さんの言葉と心理の不思議な関係
第4章《アトピー性皮膚炎を上手にコントロールするために》
月に一度、床屋さんに行くように、皮膚のコンディションも専門医でチェック
美容院、床屋さんに行く気分で通院を/皮膚の状態は、「目」だけにたよらず「手」で確認/マイナートラブルに驚かないで/顔の皮膚炎には気をつけて/情報にご用心/皮膚科はコンビニエンスストアのようなもの/セカンド・オピニオンのために/医者のもの思い
あとがき
・皮膚疾患に使われる主な言葉
・アトピー性皮膚炎の定義・診断基準/アトピー性皮膚炎の重症度のめやす