可用性: 書店にて販売中

健康情報は8割疑え!

中山健夫(著)
SKU: 30220816

¥1,540

京大医学部のヘルスリテラシー教室
自分にとってベストな治療法を、どのような情報をもとにどう決めればいいか

「ワクチンは接種しないほうがいい」「この病気にはこの治療法がよい」「これを食べれば病気がよくなる」……あなたはそのような情報を目にしたとき、「根拠」についてどう感じていますか? そしてどう解釈し、どう行動していますか?
テレビで著名な人が発信しているから、専門家の監修がついているからといって、信頼がおける情報とは限りません。また、信頼度が高く効果のある治療法であっても、同じ病気の人すべてに当てはまるかどうかはわかりません。
本書は、医療・健康情報を理解して活用できる力=「ヘルスリテラシー」指導の第一人者である著者が、初めて一般の人向けにヘルスリテラシーを語った本です。新型コロナウイルス感染症の流行がおさまったとしても、私たちが健康を目指して生きていくうえでは、医療・健康情報と向き合う場面が必ず出てきます。例えば、自分自身や家族が病気になったときには、治療法について「期待する効果が得られるか」「副作用はどうか」「治療費はどのくらいか」など、情報をもとに解釈し、医療者とよく話し合って納得して選びたいもの。本書はそのような、よりよい意思決定につながるアドバイスを、具体例を挙げてまとめています。

amazon rakuten ehon Honto 7net kinokuniya yahooshopping
カテゴリー:

説明

◆ 著者 ◆

中山健夫(なかやま・たけお)

京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻 健康情報学分野 教授
1987年東京医科歯科大学医学部卒。国立がんセンター研究所がん情報研究部室長、京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻助教授などを経て、2006年より現職。公益財団法人日本医療機能評価機構Minds、EBMや診療ガイドラインに関する厚生労働科学研究にも携わる。

◆ 目次 ◆

プロローグ どの情報を選ぶかが、あなたの健康を左右する!?
第1章 健康情報はここを疑え! ――情報を見極めるための8つの掟
第2章 メディア情報との付き合い方
第3章 選んだ情報から「白黒つける」――意思決定のポイント

追加情報

ISBN

9784865138160

ページ数

184ページ

発行日

2021年9月28日

刷色

1色刷

判型

B6判

※著者の肩書等は全て刊行当時のものです。