説明
◆ 著者 ◆
大谷 義夫(おおたに・よしお)
池袋大谷クリニック院長。1963年東京都生まれ。1989年群馬大学医学部卒。九段坂病院内科医長、東京医科歯科大学呼吸器内科医局長、同大学呼吸器内科兼任睡眠制御学講座准教授、米国ミシガン大学留学等を経て、2009年に池袋大谷クリニック開院。医学博士、日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医、日本アレルギー学会専門医・指導医、日本内科学会総合内科専門医。主な一般向け著書として『長引くセキはカゼではない』(KADOKAWA 2016年)など。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌等への出演多数、分かりやすい解説が好評です。
◆ 目次 ◆
【パート1】その長引くセキは大丈夫!?:
①たかがセキ、されどセキ/②高齢者の長引くセキが主な症状の病気は3つある/③最近の死因事情
【パート2】肺炎にはこんなに種類がある:
①肺炎は気管支・肺胞の感染症である/②強い感染力がある「肺炎球菌性肺炎」と「インフルエンザ」/③肺炎の種類とその症状
【パート3】誤嚥性肺炎のケアと予防:
①鼻呼吸と口呼吸/②栄養を摂取する方法の検討/③誤嚥性肺炎を防ぐために日常生活でできること/④誤嚥性肺炎を防ぐ10の日常習慣/⑤「葉酸」を積極的に摂取しよう/⑥「呼吸筋ストレッチ体操」で肋骨周りの筋肉を鍛え、肺機能をアップさせる
【パート4】誤嚥性肺炎が治った!:
[症例1]「カゼ」と思って放置した結果、誤嚥性肺炎のために入院寸前に!/[症例2]微熱と食欲低下をカゼと誤診され、救急搬送が必要となった誤嚥性肺炎の患者さん/[症例3]インフルエンザを契機に誤嚥性肺炎が生じ、ニューモバックスを接種した患者さん/[症例4]基礎疾患がありながら重症化せず、プレベナーの接種により軽症で済んだ患者さん/[症例5]右向きで寝る習慣と寝る直前のデザートから、胃食道逆流症となり、誤嚥性肺炎を繰り返していた患者さん ほか