説明
◆ 著者 ◆
川合眞一(かわいしんいち)
東邦大学教授
1977年慶應義塾大学医学部卒業。アメリカ国立衛生研究所(NH)留学後、87年東京都立大塚病院リウマチ膠原病科医長、99年聖マリアンナ医科大学難病治療研究センター教授などを経て2004年東邦大学医療センター大森病院膠原病科教授。05年より同病院リウマチ膠原病センター長。09年より同大学副医学部長。著書多数。
◆ 目次 ◆
はじめに
第1章 診断はこのように行われます
痛風発作は尿酸値の持続的な高さが原因です
痛風発作時の検査はこのように行われます
高尿酸血症の診断にはこのような検査が行われます
再発予防を目的に治療方針が決められます
第2章 これが基本となる正しい治療です
痛風発作時の治療計画
痛風発作時の治療はこのように行われます
高尿酸血症の治療計画
高尿酸血症の治療はこのように行われます
治療について知っておきましょう
痛風結節があるときはこのような治療をします
合併症があるときはこのような治療をします
第3章 再発予防と生活するうえで気をつけたいこと
生活習慣を見直し合併症を予防しましょう
まず食習慣を改善しましょう
(1)肥満の人は、減量する(2)総エネルギー量を減らす(3)食習慣を見直す
悪化させる要因について正しく知っておきましょう
(4)プリン体について正しい知識をもつ(5)塩分、果糖を控える(6)お酒を飲む人は、その飲み方をあらためる(7)水分のとり方を覚える(8)尿の酸性化を改善する
運動には効果と悪影響があることを知っておきましょう
(9)正しい運動の方法を覚える(10)上手なストレス解消法をみつける
第4章 病気に対する正しい知識
痛風発作をおこしやすい年齢があります
尿酸はプリン体からできる最終代謝産物です
尿酸塩結晶に対する免疫反応が発作の引き金です
合併症を予防し早期に治療をしましょう
メタボリックシンドロームの改善が尿酸値の改善につながります
第5章 これだけは聞いておきたい治療のポイントQ&A
Q.プリン体の少ないビールテイストのアルコールであれば、控える必要はありませんか?
Q.肉食を控えたほうがよい、と聞きましたが・・・?
Q.痛風になりにくい食事、運動などがあったら教えてください。etc・・・
参考文献
EBMシリーズ刊行にあたって
痛風専門医のいるおもな施設リスト