説明
◆ 監修者 ◆
帯津良一(おびつりょういち)
帯津三敬病院名誉院長
埼玉県生まれ。医学博士。東京大学医学部卒業後。東京大学第三外科、共立蒲原総合病院外科、都立駒込病院外科を経て、1982年より帯津三敬病院院長、2001年より同名誉院長。日本ホリスティック医学協会会長、世界医学気功学協会副主席、北京中医薬大学客員教授、国際薬膳協議会理事。主な著書に『あなたの自然治癒力が目覚める』(青春出版)、『「気」と呼吸法』(春秋社)、『がんになったときに真っ先に読む本』(草思社)など多数。
北村諭(きたむらさとし)
南栃木病院院長 自治医科大学名誉教授
1961年東京大学医学部卒業。62年東京大学医学部第三内科入局。米国ヴァージニア医科大学、テキサス大学ダラス校の留学を経て、82年東京大学医学部第三内科教授、99年より同大学名誉教授。同じく99年より南栃木病院病院長。また、06年より中間法人日本呼吸器疾患研究基金代表理事、09年より日本呼吸財団代表理事を務める。69年ベルツ賞受賞。77年日本呼吸器学会熊谷賞受賞。『医学概論』『内科医のための処方集』(中医学学社)、『やさしい生活習慣病の自己管理』(医薬ジャーナル社)など著書多数。
◆ 目次 ◆
序章 こんなときは「ぜんそく」の疑いが・・・・・・
 最近、増え始めている成人ぜんそく
 その症状はもしかしたらぜんそくかも・・・・・・!
 気になりはじめたら早めに受診
第1章 ぜんそくとはどんな病気?
 ぜんそくの正体は――気道の慢性的な炎症
 アトピー型と非アトピー型
 とり返しがつかなくなる前の早めの対応が必須
第2章 環境で防ぐ・治す~ぜんそく発作防止の基本は清潔な環境作り
 家や部屋の環境を総点検
 基本はていねいな掃除を毎日行うことから
 アレルゲンを避けきれないときの対処法
第3章 生活習慣で防ぐ・治す~毎日の生活にも気を配る
 発作が起こりにくい生活習慣を身につける
 ぜんそくを悪化させない工夫を
 毎日忘れずにピークフロー値を測定・記録
第4章 漢方と食事で防ぐ・治す~体の内側からぜんそく体質を改善する
 漢方薬で防ぐ・治す
 発作を起こさないようにする食生活
 嗜好品で注意したいこと
 
第5章 ツボと運動で防ぐ・治す~心と体を鍛えて発作を防止
 ツボ療法でぜんそくの不調を解消
 ぜんそくに克つ強い体を作る
 理学療法で上手な呼吸法をマスター
 心と体の両面から鍛える
付録 ぜんそく治療の最新情報
 発作を起こさないことが治療の基本
 吸入ステロイド薬の種類と使い方
 吸入ステロイド薬の正しい吸入方法
 吸入ステロイド薬を支えるコントローラー
 リリーバーでは気管支拡張薬が活躍
「ぜんそく」難解病名・医学用語解説
 











