説明
◆ 監修者 ◆
森 晃爾(もりこうじ)
産業医科大学・産業医実務研修センター所長
1986年産業医科大学医学部卒業。同大学院、(財)西日本産業衛生会、エッソ石油(株)、エクソンモービル(有)を経て、2003年より産業医科大学産業医実務研修センター所長。併せて2005年4月より産業医科大学副学長。主な著書に『マネジメントシステムによる産業保健活動』労働調査会、『企業医務部の挑戦 産業医奮戦す!』日本経済新聞社などがある。
奥 真也(おくしんや)
会津大学先端情報科学研究センター医学・医療クラスター教授
1988年東京大学医学部卒。2003年7月から株式会社レーグル代表取締役。2004年東京大学医学部付属病院22世紀医療センター健診情報学講座准教授、埼玉医科大学総合医療センター放射線科准教授(兼任)。2009年から現職。著書多数。
永田智久(ながたともひさ)
/共同執筆
産業医科大学産業医実務研修センター助教
2002年産業医科大学医学部卒。2002年佐久総合病院研修医、2005年6月からファイザー株式会社名古屋工場産業医。2008年から現職。
◆ 目次 ◆
第1章 からだの不調は、どのように仕事に影響するのか
休んでも仕事はカバーしてもらえるのか
社員の1割が病欠したら、会社のサイクルはどうなる?
我慢する自分はやっぱり会社人間?
・・・・・・etc
第2章 処方箋としての「健康会計」
「会計」で何ができるのか
数値化=見える化が最初の一歩
「損失が減る」という効果を見える化する
・・・・・・etc
第3章 企業はなぜ、従業員の健康増進に取り組むのか
働く人の健康が企業を支える
企業戦略としての病気予防と健康維持
安全配慮は企業の責任
・・・・・・etc
第4章 「健康会計」が生むよい循環
誰のための健康会計か
健康会計ビフォー・アフター
第5章 「健康会計」で企業を強化する
転職するなら、健康に働ける企業に
企業のブランド価値を高める
「健康ブランド」どう作る? どう活かす?
・・・・・・etc
あとがきにかえて――「健康会計」が拓く未来の社会