説明
◆ 著者 ◆
松井孝嘉(まついたかよし) /著
東京脳神経センター理事長・医学博士
医学博士、東京脳神経センター理事長、松井病院院長1967年東京大学医学部医学科卒。同大学脳神経外科教室入局。73年ニューヨークのアルバートアインシュタイン医科大学モンテフィオーレ病院に脳の研究者として渡米し、ワシントンのジョージタウン大学で世界初全身用CTの開発に従事。78年日本脳神経CT研究会創設。大阪医科大学脳神経外科助教授、帝京大学客員教授を経て、88年松井病院院長、2006年東京脳神経センターを創設し、理事長に。画像診断領域で、今、世界で最も長い経験を有するドクター。著書多多数。
◆ 目次 ◆
序章 つらい症状を治す10の心得―不定愁訴とは?
つらい症状を治す10の心得
首を治せば若く、きれいに、明るくなる
第1章 こんな症状は私だけ?―患者さんの訴えでわかるさまざまな症状
つらい症状から抜け出せる治療法が開発された!
症例1 若年性更年期を疑われ、症状は悪化する一方、うつ症状も出始め・・・・・・
症例2 首、肩の痛みを中心に20もの不定愁訴を抱えて
症例3 男にもある不定愁訴と闘った私の半生 etc
第2章 私の症状は首のこりが原因なのでしょうか―問診表で自己チェックする
あなたの症状はいくつあてはまりますか?
問診表
Q1.問診表のなかで、とくに女性に多い症状は何ですか?
Q2.頚筋症候群に特徴的な症状はありますか?
Q3.問診表にあるその他の症状についても教えてください etc
第3章 不定愁訴がウソのように消えるわけ―医学の盲点「首」を検証する
不定愁訴は原因不明とされてきた
首の筋肉異常でうつ症状が発症
適切な治療を受ければ治る
Q1.不定愁訴はなぜ女性に多いのでしょうか?
Q2.自律神経失調症とはどのような病気なのですか?
Q3.首の筋肉のこりは、どのように自律神経に影響するのですか? etc
第4章 検査はどのように行われるのですか?
―最新の機器と技術で頚筋症候群をあぶりだす
検査の流れ
Q1.問診ではどんなことを聞かれるのですか?
Q2.首のチェックポイントについて教えてください
Q3.頚筋症候群の検査はどのようなものですか? etc
第5章 首のこりはどのような治療をするのですか?
―どんな症状がどのように治っていくのか
理学療法を中心とした治療を根治するまで続けることが大切です
Q1.検査の後の治療の流れはどのようになっていますか?
Q2.治療法にはどのようなものがありますか?
Q3.治療にかかる期間はどのくらいですか? etc
第6章 症状はこんなふうに治っていきます―グラフで見る症状消失プロセス
グラフで治療経過を紹介する
首の治療は美容効果が大きい
症例1 うつ症状は最初に消える
症例2 むち打ち症も完治する
症例3 男性の更年期、うつも根気よく首の治療をすることで治ります etc
第7章 首こりにしない、させない生活習慣とエクササイズ
首こり予防法は自宅でできる
Q1.予防には姿勢が大事だと聞きました。長時間、パソコンをするときの注意点は?
Q2.首を休めるためのリラクゼーション法があると聞きました。どのようなものですか?
Q3.首は温めておくのが原則と聞きましたが・・・・・・ etc