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学際的パンデミック対策

アンデシュ・テグネル、ファニー・ハーゲスタム(著)、宮川絢子(訳)
SKU: 30291195

¥3,190

新型コロナウイルスによるパンデミック発生から5年。世界の耳目を集めたスウェーデンの特異な対策を支えた当事者の手記を初邦訳!

新型コロナウイルスの感染拡大は私たちの生活を一変させました。世界各国が前例のない危機を前に、様々な対策を取り、多くの国では厳格な措置が実施されました。そうした中で、「国民の自主的な協力」「個人の責任」「長期的な社会の持続力」を軸としたスウェーデンの戦略は極めて特異的で、激しい論争を巻き起こしました。本書はスウェーデンがそうした独自の路線を推進するにあたって、国家疫学者として陣頭指揮をとったアンデシュ・テグネル氏の手記として2023年にスウェーデンで刊行された『TANKAR EFTER EN PANDEMI:och lärdomarna inför nästa』の日本語版です。スウェーデン在住の日本人女性医師・宮川絢子氏によって翻訳された本書は、またいつか起こるに違いないパンデミックに対して、どう向きあえばいいのか、示唆に富んだ内容となっており、後世に残したい一冊となっています。

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カテゴリー:

説明

◆ 著者 ◆
アンデシュ・テグネル
1956年スウェーデン、ウプサラ生まれ。1985年ルンド大学医学部卒業。感染症専門医。2013年から2022年スウェーデン公衆衛生局の国家疫学者で2019年新型コロナパンデミックではスウェーデンの感染対策で重要な役割を果たした。

ファニー・ハーゲスタム
1983年生まれ。ジャーナリスト・作家。『これは私たちの時代 – チュニジア革命後の4人の女性』によってフランコフォニー賞を受賞。2017年にはハンス・ロスリングの回顧録『いかにして私は世界を理解したか』を執筆し、国際的に評価されている。

◆ 訳者 ◆
宮川絢子
1964年東京生まれ。1989年慶應義塾大学医学部卒業。日本泌尿器学会専門医。2007年スウェーデン移住。2008年、スウェーデン医師免許取得。2009年、スウェーデン泌尿器外科専門医取得。慶應義塾大学医学部客員講師。2008年よりストックホルム・カロリンスカ大学病院で外科医として勤務。ロボット支援膀胱全摘術、前立腺全摘術、各種尿路変向術などを得意とする。

◆ 目次 ◆
日本語版発刊にあたって
はじめに
第1波
パンデミック前
第2波
パンデミックが終わって
あとがき
巻末・特別インタビュー

追加情報

ISBN

9784867561959

ページ数

392ページ

発行日

2025/8/27

刷色

1色

判型

四六判

※著者の肩書等は全て刊行当時のものです。