可用性: 書店にて販売中

ウルトラ図解 てんかん

赤松 直樹(監修)
SKU: 30260836

¥1,650

多様なてんかん発作をコントロールしてQOLを高める
オールカラー図解シリーズ第26弾

患者が多いのに誤解の多いてんかんを理解するために
てんかんは非常に身近な病気で100人にひとりはてんかんがあるという調査もあります。また、赤ちゃんから高齢者までどの年齢でも発症する可能性があり、いつ誰が発症しても不思議ではない身近な病気です。にもかかわらずてんかんは誤解が多く、あまり正しく理解されていません。
てんかんと聞くと全身をけいれんさせて意識を失う発作を想像しがちですが、発作は多様で一瞬だけびくっとする、無意識に話したり動いたりするなどいろいろな種類があり、てんかんだと気づかれないこともあります。
てんかんの発作は適切な薬による治療でコントロールできるものも少なくありません。また、生活上の工夫や社会の支援でQOLを高めることができます。そのためには正しい診断を受け病気についてよく理解しておくことも大切です。
本書は、てんかんの基礎知識や診断、治療、対処法、生活の工夫を、オールカラーでわかりやすく、豊富な図解を用いて解説します。

amazon rakuten ehon Honto 7net kinokuniya yahooshopping

説明

◆ 監修者 ◆

赤松 直樹(あかまつ・なおき)

国際医療福祉大学医学部脳神経内科教授/福岡山王病院てんかんセンター顧問。1987年産業医科大学卒業。日本神経学会認定指導医・神経内科専門医、日本てんかん学会認定指導医・てんかん専門医、日本内科学会認定総合内科専門医、日本頭痛学会認定頭痛専門医、日本臨床神経生理学会認定医(脳波)。

◆ 目次 ◆

第1章 てんかんとはどんな病気?
てんかんは身近な病気/てんかんのメカニズム/脳の構造とてんかん発作の関係/てんかんのタイプを知ろう/発作タイプ/てんかんが原因ではない非てんかん性発作/てんかんの病型と病因/てんかん症候群/てんかんの併存症/高齢者のてんかん
第2章 てんかんの診断
てんかんは何科に行けばいい?/てんかん診療の流れ/てんかん診察の問診/神経学的診察、血液・尿検査/長時間記録ビデオ脳波モニター/画像検査
第3章 てんかんの治療
てんかん治療の流れ/薬物治療の流れ/抗てんかん薬のメカニズム/代表的な抗てんかん薬/薬ののみ方/投薬治療はいつ終わるのか/抗てんかん薬の副作用/薬ののみあわせや食べあわせ/てんかん重積状態の治療/てんかんで手術をするケース/てんかん手術の流れ/てんかん手術の目的と方法/てんかんの食事療法/ホルモン療法ほか
第4章 てんかん患者の生活
発作が起きた時の周囲の対応/発作誘引因子を避ける/てんかんのある子どもの育て方/てんかんのある大人の生活管理/女性の妊娠、出産とてんかん/社会的な支援制度を活用する/災害にそなえる/てんかんのある人の自立

追加情報

ISBN

9784865138368

ページ数

160ページ

発行日

2022年2月25日

刷色

4色刷

判型

A5判

※著者の肩書等は全て刊行当時のものです。