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歯周病が寿命を縮める

花田信弘(著)
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¥1,650

口の中の細菌フローラが全身に影響する
歯のケア変えたら血管が若返る

口の中の細菌フローラが全身に影響する
従来、妊娠中や糖尿病のある人などに対して歯周病予防が大切であることはいわれてきました。
しかし近年、それらが「歯原性菌血症」という血管内の病気によるものであり、血管障害として非常に多くの疾患と関連があることがわかってきました。たとえば脳卒中や心筋梗塞、アルツハイマー病も歯周病と口内の細菌叢の状態が深く関わっているのです。
本書では、歯周の病原菌が血管内に入り込むしくみ、歯原性菌血症の影響、またそれらを防ぐための具体的な歯のケアを、食事や歯みがきなどのセルフケア、また歯科でのプロフェッショナルケアの両面から詳しく紹介します。

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説明

◆ 著者 ◆

花田 信弘(はなだ・のぶひろ)

鶴見大学歯学部探索歯学講座教授。1953年福岡県生まれ。九州歯科大学歯学部卒業後、同大学院修了(口腔衛生学専攻)。米国ノースウェスタン大学博士研究員、九州歯科大学講師、岩手医科大学助教授、国立感染症研究所部長、九州大学教授(厚生労働省併任)、国立保健医療科学院部長を経て、2008年から現職(鶴見大学歯学部探索歯学講座)。健康日本21計画策定委員会委員、内閣府新健康フロンティア戦略賢人会議専門分科会委員、NEDO評価委員を務める。

◆ 目次 ◆

第1章 口の中は細菌でいっぱい
改めて注目したい「口」の重要性/口の中に広がる見えない世界/悪玉菌がトラブルを引き起こす/口内細菌はからだの外からやってくる
第2章 変わりゆく「歯のトラブル」
食事が変わると歯のトラブルも変わる/虫歯のでき方は2つある/歯周病が新たな国民病に/世界とニッポンの歯科事情
第3章 口から始まる全身病、歯原性菌血症
全身で起きている口内細菌との闘い/問題は歯周病菌がまねく慢性炎症/歯原性菌血症がさまざまな病気につながっていく/「歯みがき中止」で体内に毒素が増える
第4章 1回5分の「3DS」が健康寿命を延ばす
従来のケアのしかたでは不十分な理由/悪玉菌退治の秘策は「3DS」/「3DS」の始め方/これで完璧!歯のケア
第5章 歯を守り、からだを守る
暮らし方のポイント/人はなぜ病気になるのか/生活改善のポイントは「歯のケア」/歯の健康を保つための栄養学/歯とからだを守る

追加情報

ISBN

9784865133820

ページ数

176ページ

発行日

2017年5月26日

刷色

2色刷

判型

A5判

※著者の肩書等は全て刊行当時のものです。