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EBMシリーズ 関節リウマチ 正しい治療がわかる本

尾崎承一(著)、福井次矢(編)(著)
SKU: 30160696

¥1,540

最新の治療法で、症状が安定した状態を維持し、機能障害を防ぐことができます
正しい治療がわかる本

日本人の約70万人がかかっているといわれ、さらに患者さんが年々増えている病気です。しかし、ここ数年のあいだに治療法がめざましく進歩し、非常によく効く新薬が登場してきています。それにより、早い時期から病気の活動性を抑え、関節の破壊や変形を防げるようになりました。本書では、そのような新しい治療法とそこで使用される薬を中心に、さまざまな手術や、治療中の生活上の注意点などについて、くわしく解説しています。

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説明

◆ 編著者 ◆
尾崎承一(おざきしょういち)

/著
聖マリアンナ医科大学内科学(リウマチ・膠原病・アレルギー)教授
1976年京都大学医学部卒業。79年同大学大学院医学研究科・内科系博士課程入学。84年アメリカ国立衛生研究所客員研究員、87年より国立療養所宇多野病院内科・臨床研究部免疫研究室長。90年京都大学医学部第二内科助手、94年同医学研究科臨床病態医科学講師、00年同医学研究科臨床生体統御医学(臨床免疫学)助教授。01年より現職、現在に至る。同年、日本リウマチ学会賞受賞。02~07年度厚生労働省特定疾患難治性血管炎調査研究班・班長、06~07年度日本循環器学会・血管炎症候群の治療ガイドライイン作成班・班長、日本リウマチ学会評議員、日本臨床免疫学会理事、アメリカリウマチ学会国際会員など。研究テーマはリウマチ・膠原病の病因、自己免疫疾患・血管炎の治療法の開発。

福井次矢(ふくいつぐや)

/編
聖路加国際病院院長
1976年京都大学医学部卒業。同年、聖路加国際病院内科研修医、80年から84年まで米国コロンビア大学、ハーバード大学留学。84年ハーバード大学公衆衛生大学院卒業。帰国後、国立病院医療センター・厚生技官、92年佐賀医科大学附属病院総合診療部教授、94年京都大学医学部附属病院総合診療部教授を経て、99年より京都大学大学院医学研究科臨床疫学教授。2004年より聖路加国際病院副院長、05年より聖路加国際病院院長。京都大学名誉教授。研究分野は内科、臨床疫学、臨床決断科学、医学教育。日本ででのEBM(科学的根拠に基づく医療)の実践者の先駆けとして、また、総合診療科・臨床疫学講座のパイオニアとして活躍。

◆ 目次 ◆

第1章 診断はこのように行われます
適切な治療を始めるには、正確な診断が必要です
関節リウマチの程度によって治療方針が決まります など

第2章 これが基本となる正しい治療です
重症・中等症の治療計画
重症・中等症の治療はこのように進められます
軽症の治療計画
軽症の治療はこのように進められます
関節リウマチで使われる薬と治療効果
抗リウマチ薬
非ステロイド抗炎症薬
ステロイド薬
生物学的製剤
人工関節置換術
滑膜切除術
関節固定術・関節切除術・腱形成術
「教育入院」で病気に対する理解を深めます
リハビリテーション・装具療法 など

第3章 再発予防と生活するうえで気をつけたいこと
再発予防はきちんとした治療を続けること
いつもの生活で気をつけたいことがあります
日常の動作を助ける自助具を使いましょう など

第4章 病気に対する正しい知識
病気のしくみを正しく理解しておきましょう
どんな症状が現れるのでしょう
画期的な新薬「生物学的製剤」とはなんでしょう
痛みを止める新「非ステロイド抗炎症薬」について
最新の検査「抗CCP抗体」でわかること
悪性関節リウマチの治療について など

第5章 これだけは聞いておきたい治療のポイントQ&A
Q 最初の診断で、「関節リウマチではないが可能性がある」といわれました。どうしたらいいいでしょうか。
Q リウマトイド因子とはなんでしょうか。
Q 優先的にリウマトレックス(一般名メトトレキサート)を使う理由はなんですか。 など

EBMシリーズ刊行にあたって
関節リウマチの専門医のいる主な施設リスト

追加情報

ISBN

9784879546968

ページ数

160頁

発行日

2008年1月25日

刷色

2色刷

判型

A5判

※著者の肩書等は全て刊行当時のものです。