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あなたの家族が心の病になったとき

久保田正春(著)
SKU: 30130749

¥1,650

心の病は、家族みんなで治すもの。
まわりの人はどう接したらよいのか?

心の病気の特性を理解することは非常に重要なことです。症状の特徴、一般的な経過、将来の予測などがわかってくると、まず家族が落ち着いて対処できるようになります。(本書「はじめに」より)

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説明

◆ 著者 ◆
久保田正春(くぼたまさはる)

日下部記念病院院長
1987年山梨医科大学医学部卒。医学博士。ドイツ、マックスブランク精神医学研究所留学(文部省在外研究員)、山梨医科大学講師を経て、現在、日下部記念病院院長。2004年より山梨大学医学部臨床准教授。

◆ 目次 ◆

はじめに

序章 心の病気の患者さんを支えるために
 患者さんを苦しめる3つの孤独
 支える側が知っておきたい基本的なこと
 コラム 精神科の医局を覗いてみると
 心の病と医療、福祉

第1章 統合失調症
 統合失調症とは
 急性期の症状――医療へのつなぎ方
 治療の初期 患者さんを理解する
 入院中、面会の問題
 精神科のリハビリテーション
 陰性症状への対処
 学校や職場との関係
 再発をめぐって

第2章 うつ病
 うつ病のあらまし
 気分の落ち込みのひどいとき
 よくなりつつあるとき
 社会復帰を考えるとき
 コラム 意見を言うことと押しつけること
 再発をめぐって
 治療中、予想外の状態になったとき
 自殺との関係から
 お年寄りのうつについて

第3章 不安障害、強迫性障害など
 神経症から不安障害へ
 不安で日常生活も困難なとき
 少しずつ家から出られるようになったとき
 強迫症状が強いとき
 向精神薬と妊娠・出産

第4章 ボーダーライン(境界性パーソナリティ障害)
 ボーダーラインとは何でしょう
 感情のコントロールができないとき
 入院が必要なケースでは
 家庭での過ごし方
 社会に戻っていくにあたって
 コラム パーソナリティ障害の歴史とその定義
 コラム ボーダーラインの診断基準

第5章 摂食障害
 摂食障害とは
 体重が減って命にかかわるとき
 初期の身体的危機を乗り切ったあと

終章 普通の人間関係を確認すること
 心の病に家族として「普通」に接するには

まとめにかえて

追加情報

ISBN

9784879547491

ページ数

236頁

発行日

2009年10月20日

刷色

1色刷

判型

A5判

※著者の肩書等は全て刊行当時のものです。