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産業現場の体温

高田和美(著)
SKU: 30110689

¥1,760

現在、日本予防医学協会会長である著者は、長年、労働の現場にいて働く人の健康を支えてきた。また後半は、産業医の育成に携わってきた。北海道から九州まで赴任した40年にわたる現場で心に残ったエピソードを綴ったのが、この本である。
読み物としても面白いが、人と人とのコミュニケーションや健康づくりをサポートする人にとって、言葉や表情から汲み取るスキルなど、ヒントがちりばめられている。「心と体の健康づくり」、ひいては人間学としても役立つ1冊。

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説明

◆ 著者 ◆
高田和美(たかだかずみ) /著

医学博士
1928年福岡生まれ。1953年久留米医科大学卒業。1954年三井産業医学研究所および九州大学放射線医学教室・同衛生学教室にて研究に従事。1959年医学博士、同年三井鉱山衛生管理質に勤務。1962年三井石油化学衛生管理室長・診療所長、1977年労働衛生コンサルタント、1991年産業医科大学教授、産業医実務研修センター所長を経て、1997年より(財)日本予防医学協会会長に就任。

◆ 目次 ◆

はじめに

イニシアル入りの毛布
裸のまま女湯へ
雪ふる夜の酒
やけどの傷あと
アテネにふくろう
遠来の感謝状
待ってろよっ
六〇歳定年制に調印
新聞記事の余波
家族歴からの発想

ジュフロアと能面
片思いの哲学
ラマツィーニと貝原益軒
自分の耳で音を聞く
長所と短所を知る
阪神・淡路大震災をめぐって
退職後こそ職場の広報を
退任の日の客
雅楽の調べとお言葉 など

追加情報

ISBN

9784879546890

ページ数

256頁

発行日

2007年10月25日

判型

B6判

※著者の肩書等は全て刊行当時のものです。