健康なくらしを応援する法研の本

株式会社法研

書店様向けポップ・注文書をご用意しております

EBMシリーズ パーキンソン病 正しい治療がわかる本【電子版】

有効な薬が次々と開発されている病気。難病だからといって悲観することはありません

竹村学(著)、福井次矢(編)

発行日:2009年1月31日

定価:700円(税込)

電子書籍販売サイトhontoでご購入いただけます。

内容紹介

パーキンソン病は、脳神経の病気の中ではアルツハイマー病に次いでかかる率が高く、生活の質が著しく低下するために難病指定されています。以前は寝たきりになる人が多い病気でしたが、現在は非常に有効な薬が次々と開発されており、早期に適切な治療を行うことで寝たきりを防げるようになっています。さらに、病気が進行してさまざまな症状が現れても、薬物療法に加え、体を動かしたり必要な支援を受けたりすれば、寿命をまっとうすることができます。
本書では、最新の治療法をはじめ、用いられる薬の詳細や進行予防などについて詳しく紹介します

竹村学(たけむらまなぶ) /著
京丹後市弥栄病院神経内科医
京都大学医学部卒業。和歌山日赤医療センター第二内科勤務後、神経内科分野におけるへき地医療の活動を始める。また、EBMの考え方に感銘を受け、京都大学医学診療部に入局し、福井次矢教授に師事。
福井次矢(ふくいつぐや) /編
聖路加国際病院院長
1976年京都大学医学部卒業。同年、聖路加国際病院内科研修医、80年から84年まで米国コロンビア大学、ハーバード大学留学。84年ハーバード大学公衆衛生大学院卒業。帰国後、国立病院医療センター・厚生技官、92年佐賀医科大学附属病院総合診療部教授、94年京都大学医学部附属病院総合診療部教授を経て、99年より京都大学大学院医学研究科臨床疫学教授。2004年より聖路加国際病院副院長、05年より聖路加国際病院院長。京都大学名誉教授。研究分野は内科、臨床疫学、臨床決断科学、医学教育。日本ででのEBM(科学的根拠に基づく医療)の実践者の先駆けとして、また、総合診療科・臨床疫学講座のパイオニアとして活躍。

目次

第1章 診断はこのように行われます
●なるべく早く専門医を受診しましょう
・診断の基準があります
・4大症状の確認とともにくわしい問診を行います など

第2章 これが基本となる正しい治療です
●パーキンソン病の治療に対する考え方
・病気の進行度により治療が異なります
●治療計画
●パーキンソン病の治療はこのように進められます
●早期の治療はこのように行われます
・患者さんの年齢と認知障害の有無によって異なります
・70歳以下で、認知障害がみられない場合の薬物療法の進め方
・70歳以上、または認知障害がみられる場合の薬物療法の進め方
●進行期にはこのような症状に対して治療が行われます
・進行期はさらに複雑に症状が入り混じってきます
・おもな症状には次のようなものがあります
●運動症状・運動合併症の治療はこのように進められます
・日内変動の治療
・ジスキネジアの治療
・すくみ現象の治療
●非運動症状の治療はこのように行われます
・睡眠障害の治療
・精神症状の治療
・うつ状態の治療
・自律神経症状の治療
・認知障害の治療
●薬が飲めない人、運動合併症が強い人には外科療法を検討します
・症状の改善が期待できますが、すべての患者さんに有効なわけではありません
・外科療法が有効なのはこのような人です
・外科療法には次のようなものがあります など

第3章 進行予防と生活するうえで気をつけたいこと
●薬の効果が安定している間は支障なく日常生活を送ることができます
・初期はこれまでどおりの生活を続けましょう
・適正な量の薬で、病気と上手につきあいましょう
●リハビリテーションは身体機能を維持するために欠かせません
・生活の質を保つために体を動かしたり、装具を利用したりします
●病気の進行に伴い、さまざまな対処方法をとります  など

第4章 病気に対する正しい知識
●高齢化により患者さんの数の増加が予想されます
・発症年齢は60歳前後であり、高齢になるほどかかっている人の割合が増加します
●脳内のドパミンの減少により運動障害がおこります
・脳のなかの神経細胞に変化がおこる病気です
・黒質以外の神経細胞にも変化がみられます
・原因は不明ですが、活性酸素の影響など、発症の危険因子は知られています
●初期の症状は、安静時のふるえ、歩行障害、動作緩慢などです
・患者さんの50%は安静時のふるえで発症します
・進行性ですが、そのスピードはゆるやかです
・適切に薬を服用すれば、ほぼ天寿をまっとうできます
●治療の目的と治療薬の特徴をよく理解しましょう
・ドパミンを補うのが薬物治療の目的です
・脳や代謝のしくみを考えながらドパミンの働きを補います
●中心となる治療薬はL-ドーパとドパミンアゴニストです
・L-ドーパは不足しているドパミンを補う薬です
・ドパミンアゴニストはドパミン受容体に刺激を与える薬です
●補助的に使われ、効果を上げる薬があります
・5種類の補助的なパーキンソン病治療薬が用いられています
●病気の進行に伴いおこってくる症状に対して用いる薬もあります
・生活の支障となる症状を抑える薬を併用していきます など


第5章 これだけは聞いておきたい治療のポイントQ&A
Qまだ早期で、症状は日常生活に支障がない程度です。それでも薬を飲む必要はありますか。
Q1日のうちで、症状がよくなったり悪くなったりするのはなぜですか。など

EBMシリーズ刊行にあたって

神経内科の専門医のいるおもな施設リスト

注文方法

電子書籍販売サイトhontoでご購入いただけます。