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人生の最終章を考える

公益財団法人 医療科学研究所(著)
SKU: 30290211

¥2,750

第一線の執筆陣が提言
その人らしく生き抜くための提言

■人生の最期をどう生きる?どう支える?どう迎える?
人生の後半生、被介護期から終末期(看取り)まで、社会として、地域として、個人の尊厳を尊重した生を全うするために、どうあるべきか、その人らしく生き抜くための満足感・充実感・納得が得られるための取組みと考察。
医学だけでなく法学や哲学等各分野の研究者や、現場で取り組んでおられる医師や看護師まで幅広い分野にわたる執筆陣による、高齢社会の在り方を広範な角度から掘り下げ、提言していく、斯界の決定版となる一冊です。

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説明

◆ 目次 ◆

●第1部
人生の最期をどう生きるか、どう支えるか、どう迎えるか(序文)
遠藤久夫(学習院大学経済学部教授)
学際的な学問としての死生学
柴田 博(桜美林大学名誉教授、日本応用老年学会理事長)
終末期医療と法
樋口範雄(東京大学大学院法学政治学研究科教授)
本人・家族の意思決定を支える
清水哲郎(東京大学大学院人文社会系研究科特任教授)
超高齢社会における医療・介護
大島伸一(国立長寿医療研究センター名誉総長)
平穏死のすすめ ~老衰に医療どこまで~
石飛幸三(特養 芦花ホーム 医師)
訪問看護の実践からみた地域包括ケアにおける看取り
~予防から看取りまで、地域の中で最期まで生きることを支える~
秋山正子(株式会社ケアーズ代表取締役/白十字訪問看護ステーション統括所長)
地域の中でホスピスケア(緩和ケア)
~ケアタウン小平チームの取り組み~
山崎章郎(ケアタウン小平クリニック院長)
「暮らしの中で逝く」こと ~ホームホスピスの実践から~
市原美穂(ホームホスピス宮崎 理事長)
記者として、がん患者としての視点から
本田麻由美(読売新聞東京本社社会保障部次長)
高齢者ケア政策の実践 ~柏プロジェクトからの報告~
辻 哲夫(東京大学高齢社会総合研究機構特任教授)
〇コラム  現代の大往生考
大塚宣夫(医療法人社団慶成会会長)
●第2部
地域包括ケア概念の展開と実践
田中 滋(慶應義塾大学名誉教授)
地域包括ケアシステム構築に向けた課題
~2030年以降の社会変革を見据えて~
迫井正深(厚生労働省老健局老人保健課長)
老いても病んでも暮らし続けることのできるまちづくり
~長期ケアにおける臨床的統合の観点から~
川越正平(医療法人財団千葉健愛会あおぞら診療所院長)
地域包括ケアの担い手を考える ~支えあい育みあうまちづくり~
堀田聰子(国際医療福祉大学大学院医療福祉学分野教授)
地域包括ケアシステムにおけるintegrated care理論の応用とマネジメント
筒井孝子(兵庫県立大学大学院経営研究科教授)
パネルディスカッション
田中・迫井・川越・堀田・筒井

追加情報

ISBN

9784865132113

ページ数

328ページ

発行日

2015年9月30日

刷色

1色刷

判型

A5判

※著者の肩書等は全て刊行当時のものです。