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最先端治療 乳がん

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¥2,200

国がん中央病院がん攻略シリーズ
国立がん研究センター中央病院が発信する最新の乳がん治療情報

20年ほど前の乳がんの治療では、胸の小さなしこりでも、乳房を取り除くような手術が当たり前のように行われていました。
現在の治療の考え方でも、目に見えるがんを手術で可能な限り取り除くことは重要ですが、治療後の生活の質を保つために、必要以上の手術は避けられるようになってきています。
さらに治療効果を上げるために、病理組織検査に基づき、放射線治療、抗がん薬を適切に組み合わせることが非常に多くみられます。このような多くの専門的な知恵と経験を生かした集学的治療がスタンダードになっています。
本書では、乳がんの標準治療に加え、各専門領域で行われている研究の最新情報を解説。
免疫チェックポイント阻害薬をはじめとする、臨床試験中の分子標的薬や、新しい画像診断装置の情報も掲載しています。
この1冊さえあれば、国がん中央病院の「最先端の乳がん治療」がわかります。

■ 本書の特長 ■

●日本のがん治療の最前線 国立がん研究センター中央病院が発信する最新の乳がん治療情報を紹介
●乳がんの標準治療はもとより、治験・臨床試験中の治療法、分子標的薬情報も掲載
●乳がんの治験・臨床試験で実績のある全国の主な医療機関一覧

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説明

◆ 編著者 ◆

国立研究開発法人 国立がん研究センター中央病院

乳腺外科:乳腺外科長・木下貴之
乳腺・腫瘍内科:乳腺・腫瘍内科長・田村研治、外来医長・清水千佳子、病棟医長・米盛 勧

◆ 目次 ◆

第1章 乳がんの基礎知識
乳がんにはこんな特徴があります/乳がんの検査と診断/診断の確定と治療方針の検討/乳がんの治療はこのように行われます/乳がんの手術療法/乳房再建/乳がんの放射線療法/乳がんの薬物療法/乳がん患者と緩和ケア/再発・転移 乳がんの治療
第2章 乳がんに対する最新・近未来の治療法
新しい治療の考え方/臨床試験は新しい治療を未来へつなぐ架け橋です/検査と診断、手術療法、放射線療法、薬物療法、遺伝子診療/治療の価値を考える
第3章 乳がん治療を受ける患者さんへ
中央病院のかかり方/私たちが“チーム乳がん”です/治療費用例/見た目の変化へのケアが目指すもの/がんでも働ける社会を目指す/治験・臨床試験で実績のある主な医療機関リスト

追加情報

ISBN

9784865132786

ページ数

160ページ

発行日

2017年1月27日

刷色

2色刷

判型

B5変型判

※著者の肩書等は全て刊行当時のものです。