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パーソナリティ障害がわかる本

岡田尊司(著)
SKU: 30130625

¥1,650

魅力的な「パーソナリティ・スタイル」として円熟するために、本人や周囲の人ができる対応と克服方法を考える。
「障害」を「個性」に変えるために

現代社会で急増しているパーソナリティ障害を理解し、対応と克服を考える1冊です。
パーソナリティ障害(人格障害)は、偏った考え方や行動パターンのために家庭や社会生活に支障をきたす状態で、生きづらさ、虐待、不可解な犯罪等の背景としても重視されています。パーソナリティの度が過ぎると、社会に適応して生きていくことを邪魔することもありますが、克服できれば魅力的なパーソナリティ(個性)として円熟することも可能です。現代人の誰しもが、程度の差こそあれ抱えているこの問題について認識を促し、個人そして社会としての対応と克服の方法を考えていく、『脳内汚染』の岡田尊司先生最新作です!

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説明

◆ 著者 ◆
岡田尊司(おかだたけし)

精神科医・医学博士
1960年、香川県生まれ。精神科医。医学博士。東京大学哲学科中退。京都大学医学部卒。同大大学院で高次脳科学、脳病態生理学の研究に従事。現在は京都医療少年院に勤務。人格障害の臨床に取り組む第一人者の一人である。一般向け著作としては、『人格障害の時代』(平凡社新書)、『パーソナリティ障害』(PHP新書)、『子どもの「心の病」を知る』(PHP新書)などがあり、最近作の『脳内汚染』(文藝春秋)は大きな反響を呼んでいる。小笠原慧のペンネームにて小説も執筆を続けており、『DZ』(角川書店))にて第20回横溝正史賞を受賞。そのほかの小説作品に、『手のひらの蝶』(角川書店)、『サバイバー・ミッション』(文藝春秋)がある。

◆ 目次 ◆

第1編 パーソナリティ障害入門
[1]パーソナリティ障害とは何か/[2]パーソナリティ障害の原因を探る etc.

第2編 パーソナリティ障害のタイプ―特徴、診断、背景、対処と克服など
[1]境界性パーソナリティ障害/[2]自己愛性パーソナリティ障害/[3]演技性パーソナリティ障害/[4]反社会性パーソナリティ障害/[5]シゾイドパーソナリティ障害/[6]失調型パーソナリティ障害/[7]妄想性パーソナリティ障害/[8]回避性パーソナリティ障害/[9]依存性パーソナリティ障害/[10]強迫性パーソナリティ障害 etc.

第3編 パーソナリティ障害の治療と克服
[1]治療は可能なのか/[2]治療はどこで受けられるのか/[3]主な治療法/[4]実際の治療と回復プロセス etc.

追加情報

ISBN

9784879546258

ページ数

226頁

発行日

2005年5月27日

判型

A5判

※著者の肩書等は全て刊行当時のものです。