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おなか・お尻の痛みと不快感を治す

高野正博(著)
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大腸肛門機能障害の解決法
大腸肛門機能障害の解決法

最近、排便時の不快感、便秘や下痢、お尻に痛みを感じて悩んでいる方々が増えています。患者さんの多くは、高齢の方や女性で、大腸肛門に障害がある方、また、障害はないけど機能(働き)が弱っている方です。
 原因は、高齢化、食生活の欧米化、ストレス社会など。大腸や肛門は、神経によって働き、この神経が、大腸や肛門に影響を及ぼします。その結果、どのような症状が現れるのか、病気のメカニズムを解説するとともに、検査や治療方法、食事や運動など、不快感を解決する数々の方法を紹介しています。

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説明

◆ 著者 ◆
高野正博(たかのまさひろ)

高野病院理事長
1935年、熊本市に生まれる。62年、熊本大学医学部第二外科学教室入局。66年、熊本大学医学部大学院卒業後、69年より東京都新宿区社会保険中央総合病院大腸肛門病センター隅越幸男副院長のもとで、大腸肛門病の治療を中心に研究。76年、熊本市民病院大腸肛門病センター部長。82年、熊本市帯山に大腸肛門病専門の大腸肛門病センター高野病院を設立。現在、福岡、久留米、宮崎、日田に関連施設を持つ。特定医療法人社団高野会理事長。日本大腸肛門病学会理事、日本ストーマリハビリテーション学会理事、日本本大腸肛門病学会九州支部長、大腸肛門機能障害研究会代表世話人、大腸肛門病懇談会世話人、大腸癌研究会世話人、日本心身医学会評議員、日中大腸肛門病学術交流会日本側代表など兼任。

◆ 目次 ◆

第1章 大腸肛門の機能障害
増えている排便や肛門痛の悩み
排便機能障害の年齢、性別による病気の特徴
機能障害と器質障害 など
コラム)大腸肛門科と大腸肛門機能科の違い

第2章 大腸肛門機能障害の原因
排便をコントロールしている筋肉と神経
大腸肛門の機能障害と「排尿障害」は関係している
排便障害の原因となる神経の病気
コラム)神経因性骨盤臓器症候群(NIS)とは
排便障害の原因となる器質的な病気
コラム)神経因性骨盤臓器症候群(NIS)の特徴
排便障害の原因となる機能的な病気

第3章 大腸肛門機能障害の症状
便が出にくい
おなか・お尻の痛み、不快感
コラム)肛門の痛みはどのような病気が考えられるか
便・ガスの漏れ、直腸脱、子宮脱など

第4章 大腸肛門機能障害を調べるための検査
直腸・肛門の機能検査
超音波(エコー)検査
排便造影(ディフェコグラフィー)
残便造影検査
腰椎のX線検査
腰のMRI検査
骨盤の3次元CT検査
慢性便秘の検査(経口大腸造影)
過敏性腸症候群(IBS)の検査
直腸脱の検査
直腸粘膜脱の検査
直腸膣壁弛緩(レクトシール)の検査
肛門挙筋症候群の検査
肛門括約不全の検査
骨盤内臓器下垂の検査
通院での神経因性骨盤臓器症候群(NIS)の検査
心理検査
神経染色(病理学的検索)
一般的な検査

第5章 大腸肛門機能障害の治療
おもに神経因性骨盤臓器症候群(NIS)
神経因性骨盤臓器症候群(NIS)の治療の効果
症状別の対処法
過敏性腸症候群の(IBS)の治療
退院後の生活
コラム)神経因性骨盤臓器症候群(NIS)と痔の合併症
生活療法
コラム)排便時間が長すぎませんか?
理学療法
コラム)リハビリテーションと理学療法
運動療法
鍼治療
薬を使った神経因性骨盤臓器症候群(NIS)の治療
コラム)下剤や浣腸は常用しない
ブロック注射
心理療法

第6章 神経因性骨盤臓器症候群(NIS)の受診ガイド
神経因性骨盤臓器症候群(NIS)のリハビリ治療をしている病院
同じ病気や悩みを持っている人たちの情報
受診・入院の手引き

大腸肛門機能障害の治療が受けられる医療施設一覧

追加情報

ISBN

9784879548061

ページ数

208頁

発行日

2011年1月27日

刷色

2色刷

判型

A5判

※著者の肩書等は全て刊行当時のものです。